「怖い話を聞いてしまった!怖いことを忘れる方法ってない?」
「怖い体験がトラウマになっているから、完全に忘れる方法を知りたい!」
怖いことには2種類あります。
1つ目は、怖い話や怖い映像を見てしまったときの怖いこと。
2つ目は、実際に怖い体験をしてしまったときの怖いこと。
もし、怖い話や怖い映像を忘れたいという悩みでしたら、それほど難しい問題ではありません。
なんと、たったの1秒で怖いことを忘れることができます。
「さすがに1秒は言い過ぎなんじゃない?」と思った方は、よく考えてみてください。
あなたは、数分間の怖い話を聞いただけで恐怖に支配されてしまったわけですよね?
つまり、人間はわずか数分のできごとで、1つのことしか考えられなくなる生き物なんです。
その原理を応用すれば、たった数秒で怖いことを忘れることも可能だとは思いませんか?
では、どうすれば怖いことを忘れられるのでしょうか?
本記事では、怖いことを忘れる方法を具体的に紹介していきます。
怖い映像とか見ちゃうと、お風呂やトイレに行けなくなりますよね。
そうだね。 まずは、恐怖のメカニズムを心理学の観点から考えてみよう。
でも、ちょっと考え方を変えるだけで、恐怖は忘れることができるよ。
そもそも、人はどうして幽霊に恐怖するのか?恐怖のメカニズムを心理学の観点で解説
まずは、基本的な恐怖のメカニズムを心理学の観点で紹介しておきますね。
そもそも、どうして人間は恐怖してしまうのでしょうか?
それは、動物の危険察知能力と関係があります。
怖いという感情が芽生えれば、動物は常に警戒しながら行動できるようになります。
つまり、恐怖心があるからこそ、いざというときも迅速に対処できるんですね。
ただ、ここで1つの矛盾点が生じます。
恐怖心の原因が幽霊やお化けの場合、いったいどんな危険があるというのでしょうか?
当然ですが、あなたがこの記事を読んでいるということは、まだ幽霊に呪いをかけられるといった危険は及んでいないわけですし、その後も命にかかわる問題は起こらないとあなたは理解しているはずです。
それなのに、人間はどうして幽霊が登場する怖い映像を見ただけで、幽霊に恐怖してしまうのでしょうか?
それは、人間には恐怖の対象を確認することで安心したいという心理が働くからです。
つまり、恐怖の対象を確認することで『それはどれくらいの規模なのか』『自分にも危険が及ぶのか』といった情報が欲しいわけですね。
そうした情報が手に入れば、たとえ危険が迫っていてもおおよその対処ができるため、恐怖心もおのずと和らげることができます。
ですが、相手が幽霊の場合、その危険がどれほどなのかを把握することができません。
その結果、どんどん悪いイメージが膨れ上がってしまうため、あなたは恐怖心に支配されてしまうんです。
以上、幽霊を恐怖してしまう人間の心理を解説しました。
続いては、あなたが1番知りたかった、怖いことを忘れる方法を紹介します。
怖いことを忘れる方法
怖いことを忘れる方法は色々あります。
ぜひ、あなたの性格に合っているものを選んで実践してみてください。
訓練を積めば、たった1秒で怖いことを忘れられるようになるはずです。
幽霊の存在を科学的に否定する
ぶっちゃけた話、幽霊やお化けといった非現実的な存在は、科学的に証明することができません。
この事実を言い換えるのなら、幽霊は実在しないということになります。
ですので、たとえ怖い話や怖い映像をテレビで見たとしても、「これは作り話だな」と思えるようになれば、あなたは恐怖心に支配されることはなくなります。
「でも、すごく怖い映像だから、ついつい思い出してしまう……」と悩んでいる方は、ぜひ今までの人生観をもとに、幽霊の存在を1つずつ否定していくといいです。
- 今まで何度も怖い話を聞いてきたけど、結局、1度も幽霊とは出会わなかったという体験談
- 本当に幽霊が視えると言いつつ、結局は霊感商法で捕まった人たちが大勢いるという事実
- テレビの怖い映像で登場する幽霊は役者さんの演技力とメイクで表現されたエンターテイメントという事実
これらのことを常に頭の中で繰り返し思えるようになれば、どんなに怖い幽霊動画を見たところで、あなたは過度に恐怖することがなくなります。
つまり、これは怖いことを忘れる方法というよりも、怖い話や怖い映像に動じなくなる方法だと思ってください。
この考え方をマスターできれば、そもそも幽霊にまつわる怖い話に動じなくなりますので、結果としてあなたの今の悩みはなくなるはずです。
簡単に言ってしまえば、大人になるということかもしれませんね。 経験が浅かったり、想像力が豊だったりすると、人は幽霊を真剣に信じる傾向にあります。
ですが、大人になるにつれ、幽霊と出会えない事実に気づいてしまうため、幽霊に対する恐怖心も薄れるようになるんです。
怖い記憶を楽しい記憶で上書きする
「幽霊がいないことは分かってるけど、それでもやっぱり怖い映像が頭に残ってるんだよ!」という方も多いはず。
そういう方は、1つのことに集中しやすい性格だといえます。
それなら、違うことに集中すれば、怖い記憶を楽しい記憶に上書きすることができるはずです。
現在は、どこにいてもスマホ1つで楽しいエンターテイメントを体験できる時代となっています。
それこそ、ユーチューブといった動画配信サービスを視聴していれば、怖いことは知らぬ間に忘れているはずです。
もちろん、読書やゲームといった趣味で気持ちを紛らわせるのも効果的です。
とにかく、たくさんの情報を頭の中に流し込んでください。
何故なら、人間が覚えていられる情報量には限りがありますので、情報量が増えれば増えるほど過去の記憶は忘れやすくなるからです。
つまり、記憶を上書きするテクニックは、忘れたいことを忘れる方法となります。
ですので、怖いこと以外にも、失恋といった嫌な記憶もすぐに忘れられるようになるんです。
以上、怖いことを忘れる方法を解説しました。
最後に、怖いものを実際に見てしまった場合の対処法を紹介します。
怖いものを見た後の対処法(実際に見たり、体験したりした場合)
さて、問題なのは実際に怖いものを見てしまったときですね。
この場合の怖いものとは2通りあります。
- 実在するはずのない幽霊を見てしまった
- 生きた人間によって引き起こされた恐怖(暴力、ストーカーなど)
これらの怖いものは、1番最初に紹介した動物が恐怖するメカニズムにマッチした状況となります。
つまり、あなたに危険が迫っているため、そもそも今すぐに恐怖心を解くべきではないんです。
こういった怖いものを見た後の対処法は、110番通報しかありません。
「えっ?ストーカー被害や暴力事件なら分かるんだけど、幽霊を目撃したときも110番通報していいの?」と思うところなのですが、もしかすると幽霊ではなく、不審者の可能性もありますよね?
いずれにせよ、あなたの近くを何者かがウロウロしている可能性があるのなら、誰かにしっかりと確認してもらい、危険がないかどうかをチェックしたほうがいいと思います。
もちろん、「いや、ちょっとさすがに110番通報は恥ずかしいかな」と思う感情があるのなら、今のあなたの状況はそれほど深刻な事態ではないということになります。
そういうときは、あなたの信用できる第三者に今の状況を相談してみるといいです。
人間は誰かと話をすることで、気持ちを落ち着かせることができますので、今よりも冷静な判断ができるようになります。
そのあとで、次は具体的に危険からどうやって逃れればいいのかをじっくりと考えましょう。
どんな怖いものを見たかによって、対処方法は異なります。 ですので、まずは誰かに相談することが大切です。
本当に困っているのなら、警察に相談することも考えておくといいでしょう。
まとめ
一般的な怖いことは、あなたの頭の中で膨らんだイメージが影響している可能性が高いです。
そういうときは、怖い記憶を楽しい記憶に上書きするようにしましょう。
そうすれば、怖いことを忘れることができます。
それでも難しいときは、誰かと話していると気持ちがまぎれますので、誰かに連絡を取ってみてくださいね。
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