「ダーツを始めてみたいけど、何からすればいいの?」
「ダーツをうまく投げるコツってある?」
「自分に合うマイダーツの選び方を知りたい!」
ダーツは的に向かって矢を投げる単純なスポーツなので、男女問わずに誰でも楽しむことができます。
そのため、仲間との飲み会や会社の忘年会などでダーツをプレイする機会は意外とあるはず。
そんなとき、ダーツができるとモテたりするんですよね。
実は、ダーツを趣味で始めようと思っている人って結構多いんです。
自宅にダーツボードを設置すれば、家でも楽しむことができるからです。
ただ、いざダーツを本格的に始めたいと思っても、何から始めればいいのか分からないですよね。
本記事では、そんなダーツ初心者でもダーツがうまくなるコツをお話しします。
こんにちわ。
大学の頃からダーツにのめり込んでいる私が、ダーツの始め方を分かりやすく解説していきますね。
かなりの額をダーツ用品に費やしました(^^;)
ダーツのフライト、シャフト、バレルを色々使ってみて分かったことは、人によって向き不向きな種類があるということ。
たくさんのダーツ用品に触れたことがないダーツの初心者だと、その違いは分からないと思います。
なので、実際に使ったことがある経験をもとに、ダーツの初心者はどんなダーツを選べばいいのかもお話ししますね。
ダーツができるとかっこいいですよね。
ダーツをやってみたい気持ちはありますが、何から始めればいいんですか?
まずは、自分のダーツのレベルがどれくらいかを自己分析するところから始めるといいよ。
それが分かれば、ダーツの目標も見えてくるんだ。
まずは、あなたのダーツのレベルを自己分析しましょう。
そうすれば、あなたのダーツの目標も自然と見えてきます。
ダーツのレベルを自己分析する
ダーツのレベルを自己分析することは、とても重要です。
極端な話、1度もダーツをプレイしたことがないのに、いきなりマイダーツを購入すると失敗します。
ダーツを熱心にプレイするかどうかは、実際にダーツを投げてみないと分からないですよね。
ダーツをプレイしてみて「楽しかったからまたやってみたい!」と思ったら、マイダーツの購入を検討すべきです。
また、あなたのダーツの腕前によっても、何を学ぶべきかが変わってきます。
ダーツの矢が真っすぐ飛ばないのなら、フォームをしっかりと見直さなければなりません。
ダーツが狙った場所よりも低くなりやすいのなら、フライトやシャフトを変えるべきです。
なので、まずはダーツのレベルを自己分析することが重要なんです。
ダーツに興味はあるけどやったことがない人
ダーツをやったことがない人は、まずはダーツを体験するところから始めるといいです。
ダーツが投げられる場所は、ダーツバー以外にもあります。
自遊空間やラウンドワンなら投げ放題ですので、お金をかけずにダーツを楽しむことができます。
ちなみに、ダーツができる施設ではハウスダーツを借りることができるため、マイダーツがなくてもダーツをプレイすることができます。
ですので、ダーツをまったくやったことがない初心者は、ハウスダーツを使って、カウントアップ(COUNT-UP)というゲームをプレイしてみましょう。
カウントアップとは、ラウンドごとに3本のダーツを投げていくゲームです。
8ラウンドを行い、その合計点が結果として現れます。
カウントアップの合計が400を超えれば、初心者の合格点です。
遊び終わったあと、「またダーツを投げたい!」「ダーツがうまくなりたい!」と思えたら、脱初心者のステップに進むといいです。
ダーツの初心者を卒業したい人
ダーツにハマったら、もっとうまくなりたいと思うはず。
もし、ダーツの初心者を卒業したいと思うのなら、練習よりも先にやらなければならないことがあります。
それはマイダーツを用意することです。
ダーツの施設ではハウスダーツがありますので、わざわざマイダーツを用意する必要がないと思うかもしれません。
ですが、ハウスダーツには重さという致命的な欠点があります。
ハウスダーツのバレルは軽いため、どうしても投げるときの安定感にかけてしまうんです。
モノが軽いと投げづらい原理については、ゴミ箱にティッシュペーパーを投げ入れることを想像すれば分かりやすいと思います。
ティッシュペーパーは軽いため、力を入れなければ遠くに飛ばせません。
つまり、無駄な力が入ってしまい、常に同じフォームで投げることが難しいんです。
逆に、ノートの紙を丸めて作ったボールなら、簡単にゴミ箱へ投げ入れることができますよね。
ノートの紙ならある程度の重さがあるため、ティッシュペーパーよりも力を入れずに投げることができるからです。
重いほうが投げやすい原理は、ダーツでも同じです。
ハウスダーツで使われているバレルはブラスという軽い素材を使っています。
一方、マイダーツとして1番選ばれるバレルはタングステンです。
タングステンのバレルは投げるのに適した重さがあるため、ダーツのプロも愛用しています。
なので、タングステンのバレルにカスタマイズしたマイダーツを手にすることが、ダーツを上達させる近道といえるでしょう。
ダーツ初心者の中には、バレルをタングステンに変えただけで点数が伸びた人もいるぐらいです。
もし、ダーツが上達したいと思っているのなら、自分に合ったマイダーツを購入することをオススメします。
ダーツをガチで極めたい人
マイダーツを手にしたら、あとはダーツの技術を高めるだけです。
ダーツをガチで極めようと思うのなら、まずはダーツの基本的なルールと投げ方を理解しましょう。
「ダーツでプレイできるゲームルールは分かってるから大丈夫!」と思っている方も、まずはルールからチェックしたほうがいいです。
ダーツのルールを完全に理解することができれば、おのずと最良の戦略も練ることができます。
つまり、勝てる手順も覚えてこそ、ダーツのルールを本当に理解したといえるんです。
もちろん、ダーツの投げ方もしっかりと勉強しておかなければなりません。
ダーツは適当に投げてもボードに刺さりますが、それだと同じ速度で投げ続けることが難しいです。
同じ速度でダーツを投げることができなければ、狙った場所に刺すことはできません。
ダーツの投げ方の基礎を身につけておけば、安定したフォームで投げ続けることができます。
それでは、最初にダーツのルールについて理解を深めていきましょう。
ダーツには、どんなルールがあるのでしょうか?
反則負けにならないようにダーツのルールを理解しよう
ダーツのゲームルールを理解すれば、状況に応じた的確な戦術が行えるようになります。
なので、ダーツの投げ方よりも先にルールを覚えておくといいです。
ただし、ゲームルールとは別に、ダーツに関するマナーも頭に入れておかなければなりません。
ダーツの禁止事項を行って反則負けになったら、元も子もないからです。
なお、これから紹介するのはソフトダーツのルールです。
ソフトダーツとは、ダーツの先端にプラスチック製の矢を取りつけて行う競技のこと。
一方、ハードダーツはダーツの先端に金属の矢を取りつけて行います。
矢が金属だとダーツボードもコルク製にしなければならず、ルールが少し異なるんです。
ただ、現在の主流はソフトダーツとなっていますので、本記事ではソフトダーツのルールを紹介しますね。
ダーツのルール
それでは、ダーツの基本的なルールをマスターしておきましょう。
- 先攻後攻は、1本のダーツをセンター(中心)に投げて決める。センターに投げる順番はじゃんけんで決め、よりセンターに近いほうが先攻となる。
- ラウンドごとに投げられるダーツの本数は3本。
- ダーツは1本ずつ手で投げる。
- 自分のラウンドが終わったら、次は相手のラウンドとなる。
- ボードの外側のリングに入れるとダブルポイント(2倍)、内側のリングに入れるとトリプルポイント(3倍)になる。
- ボードの中心にあるブル(Bull)は50点。ブルの内側にあるインブルも50点。
ダーツボードに書かれた数字が得点となりますので、ダーツボードの見方も覚えておきましょう。
実は、ダーツボードの中で1番得点が高いのはブルではありません。
20のトリプル、19のトリプル、18のトリプル、17のトリプルにダーツを入れると、50点以上もポイントが入るんです。
ですが、それはあくまでトリプルが狙えたらの話。
トリプルの面積よりもブルの面積のほうが広いため、安定して得点を稼ぐことができる場所はブルなんです。
ダーツで得点を稼ぎたいときはブルを狙うということは覚えておきましょう。
ダーツのマナー
ダーツの初心者であっても、最低限のマナーは覚えておく義務があります。
- ダーツボードを指で押してポイントを稼ごうとしない。
- ダーツボード以外に向かってダーツを投げてはいけない。
- ダーツの矢は、野球投げやアンダースローで投げてはいけない。
- ダーツボードから矢を引き抜くときは、ゆっくりと回して抜く。
- ダーツを相手に手渡しするとき、先端を相手に向けない。
- 相手がダーツを投げるとき、視界に入ってはいけない。
- 相手がダーツを投げるとき、横切るなどの妨害行為を行わない。
- たとえ応援であっても、相手が3本のダーツを投げ終えるまで声を出してはいけない。
- 試合中にその場から離れるときは、相手に断りを入れる。
- 仲間内の試合であっても、お酒の飲みすぎには注意する。
ダーツはスポーツですので、フェアプレイを重視しなければなりません。
対戦相手に挨拶することも忘れてはいけませんね。
あと、意外とやってしまいがちなのが、お酒を飲みながらのダーツです。
ダーツバーではお酒も出てきますので、飲酒が悪いわけではありません。
しかし、ベロベロに酔っぱらった状態でダーツを投げても当たるわけがないですよね。
対戦相手だって、酔っぱらいの人にダーツで勝っても嬉しくないはずです。
ダーツを楽しむことを優先するのなら、飲酒はほどほどにしておきましょう。
続いては、ダーツのゲームルールを紹介していきます。
カウントアップ(COUNT-UP)
カウントアップは、ダーツの中では分かりやすいゲームルールです。
なので、ダーツの初心者はカウントアップから始めてみましょう。
- 8ラウンドで得点を競う。
- ダーツボードに刺さった場所が得点となる。
- 試合終了は、後攻の8ラウンドが終了した時点。
- 試合終了時、より得点が高いほうが勝者となる。
カウントアップで出た得点は、自分の実力に直結します。
たとえば、1ラウンドごとに100点を入れることができれば、カウントアップの成績は800点となります。
点数を見ただけでダーツレベルが確認できるため、ダーツの練習にはうってつけのゲームなんです。
カウントアップの成績によって、ダーツの腕前がこのように分けられることが多いです。
-
- 素人
- 300点以下
-
- 初級
- 400点~599点
-
- 中級
- 600点~799点
-
- 上級
- 800点~999点
-
- プロ
- 1000点以上
まずは、ラウンドごとに1本のダーツがブルに入ることを目標にチャレンジしてみましょう。
そうすれば、初級は簡単に超えられるはずです。
カウントアップの攻略方法
カウントアップは、先攻後攻による不利は発生しません。
そのため、いかに高得点を狙い続けるかで勝敗が決まります。
カウントアップで狙う的はブル、もしくは20のトリプルです。
ダーツボードの中でもブルの面積は広めですので、カウントアップの前半はブルを狙い続けるのがセオリーです。
もし、ラウンドを重ねるごとに、相手に得点を離されてしまったら、20のトリプル狙いに作戦を変更します。
もちろん、ダーツの腕に自信があるのなら、はじめから20のトリプルを狙うべきです。
カウントアップは覚えやすいルールだから、ダーツの初心者にはオススメのゲームです。
ただし、カウントアップは逆転の要素が少ないゲームでもあります。
ラウンドごとに稼いだポイントの積み重ねで勝敗が決定するからです。
なので、カウントアップの攻略に必要なのは、いつも通りのフォームでダーツを投げ続けるメンタルの強さといえますね。
ゼロワン(01)
ゼロワンは、本来のゲーム名ではありません。
301、501、701、901、1101、1501という6種類のゲーム名が正式名称となります。
ただし、ゲーム名の語尾がすべて01となるため、一般的にはゼロワンと呼ばれているダーツゲームなんです。
数字が多いと難易度もあがりますので、はじめは301か501をプレイしましょう。
- ゼロワンは持ち点が増えていくのではなく、減らしていくゲーム。
- 301ではじめたら、互いのラウンドにそれぞれ301の持ち点が表示される。(同じ数字を減らしていくわけではない)
- 決められたラウンド内に、表示された数字をゼロにしたほうが勝者。(後攻のターンが残っていても試合終了)
- 決められたラウンドが過ぎてしまった場合、持ち点の少ないほうが勝者。
- 表示された数字をゼロにするとき、同じ数字でなければゲームクリアとならない。(残り3のとき、20を取ってもゲームクリアではない)
- 表示された数字を超えて得点することをバースト(BUST)といい、バーストすると前の数字に戻る。(残り14のときにバーストしたら、次のラウンドは14でスタート)
- バーストした場合、投げるダーツがまだ残っていても相手のラウンドになる。
ゼロワンはカウントアップとは違い、数を減らしていくゲームです。
301のゼロワンなら、1ラウンドでブル2回(100)と17のトリプル(51)、2ラウンドでブル3回(150)を入れたら勝利となります。
ただ、そううまくいかないのがゼロワンの難しさです。
ゼロワンのゲームであがるためには、残り数と同じ得点を取得しなければなりません。
少しでも外れてしまえば、持ち点がバーストしてやり直しとなってしまいます。
つまり、ゼロワン攻略にはダーツボードのどこの数字でも狙える技術が必要となるんです。
ゼロワンの攻略方法
ゼロワンは、先攻が有利なゲームとなります。
何故なら、ゼロワンの場合は後攻のラウンドが残っていても、先攻があがってしまうとその時点でゲームセットとなるからです。
なので、先攻を勝ち取ることがゼロワンの最大の攻略かもしれませんね。
とはいえ、先攻であろうと安定したフォームでダーツを投げられなければ勝つことはできません。
まずは、ブルを狙ってポイントを減らしていきます。
戦況が大きく動くのは、どちらかのプレイヤーが180以下になったときですね。
何故なら、ゼロワンの残り数が180、177、174、171、168あたりになると、そのラウンドであがれる状態となるからです。
このとき、相手よりも自分の点数が大きく離されているときは、相手にプレッシャーを与えていかなければなりません。
つまり、自分もトリプル狙いで高得点を出す必要があるんです。
もし、ダーツの実力に自信がないときは、ブルを狙い続けて得点を減らすのもアリです。
結局のところ、ダーツの練習で1番狙うのはブルだからです。
そのため、最後の数字を50点にしたほうがダーツの初心者はあがりやすいかもしれませんね。
とはいえ、ダーツの初心者は最後の50点を外してしまうことも多いはず。
最後の数字が変になってしまったときは、残り数が32になるように調整するとあがりやすくなります。
何故かというと、ダーツボードの左下は8と16が隣接しているからです。
つまり、16のダブルを外しても、次の矢であがることができるんです。
同じところを狙い続けていると、命中率はあがっていくものです。
残り数を32にしておけば、たとえ16のダブルを外したとしても、近くの的を狙うことができます。
残り50点で失敗したら、32を狙う戦略に切り替えていきましょう。
クリケット(CRICKET)
クリケットは、ダーツボード上で繰り広げられる陣取りゲームです。
ダーツゲームの中でも戦略が重要視されるルールだといえます。
- クリケットのゲームで得点となるのは、20、19、18、17、16、15、ブルのエリアのみ。
- 同じエリアで3マークを得れば、そのエリアをオープン(自分の陣地)にできる。
- シングルに入れると1マーク、ダブルに入れると2マーク、トリプルに入れると3マークが得られる。
- オープン状態のエリアにダーツを入れると、得点が加算されていく。
- 両方のプレイヤーが同じエリアをオープンにするとクローズ状態となり、どちらが入れても点数が加算されない無効エリアとなる。
- クリケットの勝利条件は、得点が高い状態ですべてのエリアをオープン、もしくはクローズにすること。
- 得点の低いほうがすべてのエリアをオープンにしても、ラウンド数が残っている限りゲームは続く。
- 決められたラウンド数が過ぎた場合、その時点で得点が高いほうが勝利する。
クリケットは、得点を競うゲームです。
ただし、得点を入れるためには、有効エリアをオープンにする必要があります。
クリケットの勝敗を分けるポイントは、有効エリアを素早くオープンにし、いかに得点を入れ続けることができるかにかかっています。
クリケットの攻略方法
クリケットはすべての陣地をオープンにしたところで、相手よりも得点が低ければ勝利することはできません。
なので、クリケットでやるべきことは得点を稼ぐことです。
新しいエリアをオープンにするタイミングは、自分のオープンエリアがクローズにされたときです。
相手のオープンエリアをクローズにすることも大事ですが、それはあくまで得点が有利なときに行いましょう。
もちろん、相手の調子が良さそうなときは、意図的に相手の陣地をクローズさせてしまうのも戦略の1つです。
そうすることで、相手のダーツのリズムを狂わせることができます。
そして、クリケットでも先攻のほうが有利です。
ですが、後攻が圧倒的に不利というわけではありません。
後攻側の強みは、相手の調子を見ながら作戦を変えていける点ですね。
例えば、先攻が1ラウンドで20を4マーク(20点)したとします。
だったら、後攻は19を5マーク(38点)以上狙えば逆転することができます。
もし、先攻が1ラウンドで20のエリアをオープンにできなかったら、後攻は20を奪えばいいんです。
クリケットでは、得点の高いほうが常にプレッシャーと戦い続けることになります。
そのため、得点が有利なほうが後半でミスをしてしまうことがあるんです。
クリケットは大逆転が起こりやすいゲームなので、最後まで諦めずにプレイしましょう。
ダーツの初心者同士がクリケットを行うと、だいたい長期戦になりやすいです。
そうなると、どちらが勝つか最後までハラハラドキドキが続きますので、周りが見ていても盛り上がるダーツゲームなんです。
メドレー(MEDLEY)
メドレーとは、ダーツの対戦形式のことです。
基本的に、ダーツは1ゲームだけで勝敗を決めることはありません。
何故かというと、ゼロワンが得意な人もいれば、クリケットのほうが得意な人だっているからです。
ダーツの実力を競い合うのなら、やはりどちらもプレイしたほうがいいに決まっています。
そこで、メドレーではゼロワンとクリケットを続けてプレイすることが多いです。
- メドレーの種類は色々あるが、王道なのはゼロワンとクリケットの組み合わせ。
- 3試合のメドレーが人気だが、5試合や7試合で行うメドレーもある。
- 3試合の場合、ゼロワン-クリケット-ゼロワン、もしくはゼロワン-クリケット-クリケットの順番が多い。
- 3試合のメドレーでは、先に2勝したほうが勝者となる。
- メドレーの場合、前のゲームの敗者が次のゲームで先攻を得ることができる。
メドレーは、ダーツバーによってルールが異なることもあります。
まずは、相手にしっかりとルール確認を行ったほうがいいでしょう。
メドレーの攻略方法
メドレーの攻略に直結するのは、ゼロワンとクリケットの実力です。
ただし、メドレーでは他にもダーツ体力という問題があります。
ダーツもスポーツと言われるだけあり、連戦すると体力を消耗していきます。
そのため、メドレーでは同じフォームでダーツを投げ続ける体力も必要となるんです。
ダーツ体力を鍛えるためには、やはり練習あるのみです。
日々、ダーツを投げ続けていれば、ダーツに必要な体力は自然と身についていきます。
体力がつけば、腕の疲れや利き足の疲れが感じづらくなりますので、何時間でも同じフォームでダーツを投げることができるんです。
メドレーは試合形式ですので、白熱したバトルになりやすいです。
だからといって、礼を忘れてはいけません。
メドレーの始まりと終わりは、対戦相手に挨拶しておきましょう。
ダーツのゲームルールは、カウントアップとゼロワン、そしてクリケットを覚えておけば大丈夫です。
ダーツのルールは読んで学ぶことも大事ですが、実際にプレイしたほうが早く覚えることができます。
こちらの記事を一通り読んだら、まずはダーツを投げてみるといいです。
そして、実際にダーツを投げてみたら、きっと狙った場所に当たらないという問題に直面するはずです。
そんな方は、ダーツの正しい投げ方を覚えておきましょう。
ダーツの基本的な投げ方とは、どんなものなのでしょうか?
ダーツの投げ方を覚える
どんなスポーツにも基礎は存在します。
基礎を学んでいる人は、そうではない人よりも上達スピードが格段にあがります。
何故なら、基礎とはどんな初心者に対しても結果が出しやすいお手本の動きだからです。
これはダーツでも同じことがいえますので、投げ方の基礎をしっかりと覚えておきましょう。
まずは、肩幅ぐらいに両足を開いて立つようにします。
そのほうがダーツは投げやすいんです。
ダーツの投げ方を覚えるためには、ダーツの立ち方と持ち方について解説する必要があります。
まずは、ダーツの立ち方について紹介しますね。
ダーツの立ち方
正確な位置にダーツを投げようとするなら、まずは体の軸となるダーツの立ち方を覚えなければなりません。
ダーツの立ち方はミドルスタンス、クローズドスタンス、オープンスタンスの3種類に分けることができます。
ミドルスタンス
ミドルスタンスは、一般的なダーツの立ち方といえます。
ダーツを投げるほとんどの人は、このミドルスタンスを採用していると思ってください。
そのため、ダーツの初心者も真似しやすい立ち方なんです。
ミドルスタンスは、ダーツのスローラインに対して利き足を45度に向けます。
このとき、体重の8~9割を利き足に乗せてください。
なお、ダーツは利き足だけで立てばいいと勘違いしている方がいますが、実は後ろ足にも1~2割の体重が必要です。
後ろ足の役割は、体がブレないようにする支えとなります。
後ろ足はつま先で立ち、あなたの体が安定する位置にそえましょう。
クローズドスタンス
クローズドスタンスは、スローラインに対して両足を横向きに置きます。
このスタンスなら、スローラインのギリギリに体を寄せることが可能です。
つまり、同じフォームが取りやすいスタンスといえますね。
スローラインにピッタリと足を寄せるわけですので、再現性が高いわけです。
ただし、クローズドスタンスは他の投げ方に比べて腰に負担がかかります。
クローズドスタンスでダーツボードに狙いを定めるためには、体を90度に曲げる必要があるからです。
とはいえ、ダーツ体力をつけることで腰の負担もある程度は軽減できます。
オープンスタンス
オープンスタンスは、スローラインに対して利き足を真っすぐに置く立ち方です。
体が正面を向くため、ダーツボードを両目で確認することができます。
つまり、狙いが定めやすいスタンスだといえるでしょう。
ただし、ダーツを投げるときは利き腕を体の真ん中まで持っていかなければなりません。
簡単にいってしまえば、ちょっと投げにくい立ち方なんです。
そのため、オープンスタンスを実践している多くの人は、お手本通りの立ち方ではなく、独自にアレンジした立ち方をしています。
たとえば、後ろ足を下げることでダーツを投げやすくしています。
後ろ足の向きは45度か、90度の位置に立つのが人気ですね。
どの立ち方が合っているかは、実際にダーツを投げてみるのが1番です。
最初はミドルスタンスからはじめて、クローズドスタンスやオープンスタンスも試してみてください。
ダーツの立ち方が分かったところで、続いてはダーツの持ち方について紹介します。
ダーツの持ち方
ダーツはしっかりと指で押さえる必要があります。
ダーツが固定できていないと、投げるときに変な方向へ飛んでいってしまう原因にもなるからです。
ダーツは親指と人差し指でつまむように持ちます。
このとき、ダーツの重心をつまむと安定します。
ダーツの重心を調べるのは簡単です。
自分の人差し指にダーツを乗せ、天秤のように左右が同じ重さになるように調整すれば、ダーツの重心が分かります。
ダーツの重心をつまんだら、ダーツボードに対してダーツが真っすぐになるように手のひらを倒します。
このとき、中指と薬指と小指が宙に浮いている状態となります。
もし、親指と人差し指の2本だとダーツがぐらつくのなら、他の指もダーツにつけてしまいましょう。
一般的には、親指、人差し指、中指の3本でダーツを支えるスリーフィンガーという持ち方が主流です。
他にも、親指と人差し指だけでダーツを支えるツーフィンガー、小指を除く4本の指でダーツを支えるフォーフィンガーがあります。
どの持ち方が自分にしっくりくるか、色々と試してみましょう。
スリーフィンガーでダーツを持つ場合、先端のチップを抑えるように中指をそえるのが一般的です。
ただ、中指の位置に厳密なルールはありません。
あなたが置きやすい位置に中指をそえるといいでしょう。
持ち方が分かったら、いよいよダーツの投げ方について解説していきます。
ダーツの投げ方
ダーツの投げ方は、スローイングによって決まります。
スローイングは、セットアップ、テイクバック、リリース、フォロースルーの4つの動作で成り立っています。
セットアップ(構える動作)
セットアップは、ダーツを構える動作です。
まず、ダーツボードの的となる場所に顔を向けます。
このとき、ダーツを持った手とあなたの目が一直線になっていなければなりません。
手は、ダーツが真っすぐになるように手首を倒して持ちます。
腕は90度になることを意識します。
体は前のめりです。
テイクバック(引く動作)
テイクバックは、ダーツを持った手を引く動作です。
テイクバックを行わなければ、ダーツをリリースさせるときの距離を作ることができません。
つまり、テイクバックはダーツを投げるための助走となります。
テイクバックの動作が毎回同じになるように調整できれば、ダーツのリリースは安定します。
テイクバックを行うときは、ダーツの持ち手を顔に向かってゆっくりと引きます。
このとき、テイクバックの動作を途中で止めてはいけません。
これは、陸上の助走を途中でやめたら勢いが減速してしまうのと同じ理屈です。
テイクバックをはじめたら、リリースまで動きを通すことになります。
リリース(投げる動作)
リリースはダーツを投げる動作です。
リリースする速度がダーツを飛ばす力となります。
ただし、リリースの距離はテイクバックした距離に比例します。
ダーツがうまく飛ばないときは、リリースする速度よりも先に、テイクバックする距離を調整したほうがいいです。
リリースでダーツを放すタイミングは、セットアップをしていた位置です。
セットアップは目標に狙いを定める動作ですので、ここでダーツをリリースさせるのがベストとなります。
フォロースルー(終わる動作)
フォロースルーは、ダーツを投げ終えたあとの動作です。
一見すると意識しなくてもいい動作に思えますが、フォロースルーを確認することでスローイングのどこが間違っていたのかが分かります。
フォロースルーの手が目標に向かって真っすぐ伸びていれば、狙いが定まっていた証拠となります。
また、フォロースルーの速度をみれば、リリースの速度が十分だったのかを確認することができるんです。
スローイングを自分のものにするのは、プロでも難しいんです。
はじめは1つずつの動作を確かめるように行ってみましょう。
自分に合ったダーツのフォームを見つける
ダーツがうまくなりたいのなら、自分に合ったフォームを見つけることが重要です。
どのスポーツでも共通していえることですが、同じフォームでプレイできれば100%の力を出すことができます。
ダーツのフォームを作るためには、以下のポイントに気をつけるようにしましょう。
- 同じ立ち方でダーツを投げる
- 同じ持ち方でダーツを投げる
- 同じスローイングでダーツを投げる
これらを口で説明するのは簡単ですが、実践するのはとても難しいです。
いつも通りの立ち方でダーツを投げなければ、距離に誤差が生じます。
いつも通りの持ち方でダーツを投げなければ、ダーツの軸がブレてしまいます。
いつも通りのスローイングができなければ、速度が変わってしまいます。
この3項目ができるようになるためには、ダーツの練習をみっちりと行うことが重要なんです。
ただし、自分に合ったダーツのフォームを作れたとしても、ある原因によって簡単に崩れてしまうことがあります。
ダーツのフォームが崩れやすい原因は、以下の通りです。
- プレイによる筋肉の疲労
- ミスによる精神的な原因
当たり前の話ですが、ダーツをプレイしていると疲れてきます。
ですが、腕が1ミリ下がっただけでもダーツボードに到達するダーツの位置は変化してしまうんです。
筋肉の疲労を食い止めるためには、ダーツ体力をつけることが重要となります。
ダーツの練習を欠かさず行えば、1~2時間は平気でプレイできる体力がつきます。
そして、ダーツのフォームが崩れやすい最大の原因は、やはり精神的な問題ですね。
ダーツの試合中にミスをしても、すぐに気持ちを切り替えられるメンタルの強さがあれば問題ないのですが、人間はどうしてもミスを引きずってしまうものです。
他にも、私生活の悩みが多いと、ダーツのプレイに集中できなくなることだってあります。
ダーツも他のスポーツと同様に、メンタルの強さも勝つためには必要なんです。
自分に合ったダーツのフォームは、昨日今日のプレイで身につくものではありません。
ダーツの立ち方や投げ方を色々と実践し、自分にしっくりくるプレイスタイルを研究し続けることが重要となります。
ただ、1人の知識だけでダーツのフォームを完成させるのは難しいかもしれません。
そんなときは、自分のフォームを他人に見てもらうといいです。
ダーツショップの店員はプロ並みの実力がある方ばかりなので、そういった方に自分のフォームを見てもらうのもアリだと思います。
ダーツの投げ方を練習するときは、はじめからマイダーツで投げたほうがいいです。
練習するダーツがコロコロ変わっていては、投げる感覚がつかめないからです。
では、マイダーツがほしいと思ったとき、ダーツショップでどんなダーツを選べばいいのでしょうか?
ダーツショップでマイダーツをどう選べばいい?
ダーツがうまくなりたいのなら、ダーツショップでマイダーツを手に入れるべきです。
無料で使えるハウスダーツはバレルが軽いため、投げるときの安定感に欠けるからです。
また、自分に合ったパーツにカスタマイズすることで、ダーツの投げやすさが変化します。
すでにマイダーツをお持ちの方も、これから説明することを参考にマイダーツをカスタマイズしてみてくださいね。
ダーツショップは、店舗よりも通販で購入したほうがいいです。
通販サイトのほうがダーツの品揃えが圧倒的に多いからです。
つまり、あなたに合ったマイダーツを選びやすいということ。
店舗は店員に相談できるメリットがありますが、あなたがダーツ選びの正しい知識を持っていれば通販でも問題ありません。
マイダーツ選びの知識はこれから紹介しますので、ぜひ活用してくださいね。
まずは、ダーツのパーツの中でも重要なバレルの選び方について紹介します。
自分に合うバレルの選び方
バレルとは、ダーツの持ち手の部分です。
バレルに使われる素材は色々とあるのですが、メジャーなのはブラスとタングステンです。
ただ、記事の冒頭でも紹介したのですが、ハウスダーツに使われているブラスは軽い素材なので安定感に欠けます。
ダーツの上達を考えているのなら、適度な重さがあるタングステンがオススメです。
とはいえ、タングステンのバレルだったら何でもいいというわけではありません。
バレルには、様々な形状と刻みがあります。
これらの特徴をよく理解し、自分に合ったバレルを選ぶ必要があるんです。
まずは、バレルの形状についてお話ししますね。
バレルの形状は、ストレート、トルピードの2種類があります。
画像でも紹介している通り、ダーツの初心者はトルピードのバレルを選んだほうがいいです。
理由はトルピードのほうが太くて握りやすいからです。
ダーツが握りやすいということは、投げやすいことを意味します。
トルピードは投げる感覚がつかみやすいので、ダーツの初心者でも高得点が狙いやすいんです。
ただし、トルピードは握りやすさを重視するためにバレルが太くなりがち。
バレルが太いと、ダーツボードに刺さっているダーツが障害になることがあります。
ダーツは同じ個所を狙うことが多いため、バレル同士がぶつかるとはじいてしまうんです。
一方、ストレートのバレルは細い形状なので、同じ個所を狙うのに適したバレルだといえます。
ダーツのプロがストレートのバレルを愛用しているのは、そのためです。
ただし、ストレートは細いせいで握りづらい形状でもあるんです。
もちろん、ダーツの持ち方を練習することで克服することができます。
ただ、ダーツの初心者にはハードルが高い形状といえるかもしれませんね。
続いては、バレルの刻みについて解説します。
バレルの刻みは、シャークカット、リングカット、ウィングカットが主流です。
他にもピクセルカット、ストーンカット、ダイヤモンドカット、ノーグルーブなどがありますが、これらは他の刻みと組み合わされていることが多いです。
メインとなるのはシャークカット、リングカット、ウィングカットですので、これらの刻みについて理解を深めておいたほうがいいでしょう。
バレルの刻みの中では、リングカットがメジャーです。
リングカットは握った感触がなめらかなので、ストレスなくダーツを持つことができます。
その代わり、指への摩擦が少ないため、汗をかいているとダーツがすっぽ抜けやすいバレルの刻みともいえます。
一方、シャークカットされたバレルは、指への摩擦がどの刻みよりも強いです。
投げる直前まで指がかかってくれますので、安定感のあるスローイングが行えます。
ただし、刻みが鋭いので指にストレスを感じやすい刻みでもあります。
シャークカットは、人によって合う合わないがハッキリ出やすいバレルだといえるでしょう。
その点、ウィングカットはダーツの初心者向けの刻みといえるかもしれません。
ウィングカットはシャークカットと似た刻みになっているのですが、後半部分がなだらかに作られています。
そのため、シャークカットよりも指の摩擦がほどよい設計なんです。
バレルの刻みは好みが分かれやすいです。
どの刻みがいいか迷うときは、まずはウィングカットのバレルを使ってみてください。
ウィングカットを指で握ってみて、指の摩擦に違和感を覚えるならリングカットを選べばいいです。
逆に、ウィングカットではスローイングが安定しないと思うときは、シャークカットを選びましょう。
もちろん、ウィングカットでちょうどいいと感じたのなら、そのまま使うといいです。
続いて、バレルの長さについても触れておきますね。
大きく分けると、バレルにはショート、ミドル、ロングの3種類の長さがあります。
ダーツの初心者は、どれを選んでいいか迷ってしまいますよね。
ですが、バレルの長さを選ぶのはとても簡単です。
何故なら、バレルの長さはバレルの形状でほぼ決まってしまうからです。
さきほど、ストレートのバレルとトルピードのバレルを紹介しましたよね。
実は、ストレートの形状は性質上、ロングバレルのほうが適しているんです。
反対に、トルピードの形状は太く作る必要がありますので、必然的にミドルバレルの種類が豊富になります。
このように、ストレートのバレルを選ぶならロングバレル、トルピードのバレルを選ぶならミドルバレルを選べばいいんです。
ショートのバレルは、人によって向き不向きがあります。
ショートのほうが投げやすいという方もいますが、すべての人に共通するわけではありません。
なので、ダーツの初心者はストレートならロングバレル、トルピードならミドルバレルを選んだほうが確実です。
マイダーツにオススメのバレル3選
バレルの知識が深まったところで、オススメのバレルを紹介しておきますね。
基本的にバレルは複数の刻みからできているものが多いです。
ですが、混乱する必要はありません。
バレル選びは、指でつまむ刻みだけに注目すればいいんです。
これからバレルの商品情報を記載していきますが、『バレルの刻み』の項目をみてもらえれば、指でつまむ刻みの箇所が分かるようになっています。
そこだけ気をつけてみてもらえれば、あなたに合ったバレルを選ぶことができます。
さて、バレルの刻みが複数からできている話をすると、「なら、前後の刻みって意味あるの?」と思ってしまうところですよね。
実は、ダーツの上級者になると、指のつけ根や中指にかかる刻みも気になるようになるんです。
あなたもダーツを続けていけば、そのこだわりが分かってくると思います。
それでは、オススメのバレルを紹介していきますね。
Samurai(サムライ) Z Class 曙 AKEBONO 2BA
Samurai(サムライ) Z Class 曙 AKEBONO 2BAは、シャークカットでありつつ、リングカットに近い刻みが特徴的なバレルです。
そのため、指に感じるストレスも少なく、初心者向けのバレルといえます。
DMC(ディーエムシー) UNITE AVENGER
DMC(ディーエムシー) UNITE AVENGERは、握りやすさに特化したシャークカットのバレルです。
ダーツを投げるとき、指からすっぽ抜けやすいという悩みがある方は、ぜひ1度使ってみてください。
DYNASTY(ダイナスティー) ASTRA DARTS REDSTAR GOLD PALLAS
DYNASTY(ダイナスティー) ASTRA DARTS REDSTAR GOLD PALLASは、一見するとストレートに見えますが、実はロングトルピードに分類されるバレル。
リングカットですので、指に馴染みやすいバレルとなっています。
チップの選び方
続いては、チップ(ティップ)の選び方について触れておきます。
チップとは、ダーツの先端につけるプラスチック製の矢のこと。
チップに求められるのは「折れづらい」「曲がりづらい」「よく刺さる」です。
プラスチックの商品に対して、折れづらいという条件はなかなかハードルが高いのですが、ダーツ愛好家たちの中ではリップポイントのチップが高く評価されています。
チップは消耗品ですので、折れづらいリップポイントを選ぶのが無難だと思います。
チップの種類もたくさんあります。
人によっては長いチップを愛用されている方もいますが、長いとその分、折れやすいです。
チップは消耗品ですので、まだチップにこだわりがないのなら、リップポイントのような折れづらいものを選ぶといいでしょう。
フライトの選び方
フライトは、ダーツを安定して飛ばすためには不可欠なパーツです。
このフライトの形を変えることで、ダーツの空気抵抗を調節することができます。
フライトが大きければダーツのコントロールが安定しますし、フライトが小さければダーツのスピードがあがるというわけです。
フライトの形状は、スタンダード、シェイプ、カイト、ティアドロップ、スリムの5種類があります。
ダーツを投げる際、安定性もスピードも必要です。
とはいえ、ダーツの初心者はフライトの安定性を重視したほうがいいでしょう。
ダーツの初心者はスローイングでミスが出やすいため、フライトまでスピードを求めてしまうと暴投につながるからです。
なので、はじめはスタンダードかシェイプのフライトを選ぶことをオススメします。
フライトの形状が理解できたところで、次はフライトの種類を覚えておきましょう。
フライトは紙フライト、成型フライトの2種類があります。
紙フライトは昔ながらのスタイルであり、折りたたむことも可能。
素材は紙でできていますので、値段が安いという利点も嬉しいところですね。
何より種類が豊富ですから、はじめてのダーツは紙フライトを選ぶといいでしょう。
成型フライトとは、羽が広がった状態で作られているフライトのことです。
折りたたむことができない代わりに、成型フライトは1ミリの誤差もなく広がった状態をキープしてくれます。
成型フライトの開きは、紙フライトには絶対に真似できない精度です。
そのため、成型フライトを愛用している人は多いですね。
ただし、成型フライトは専用のシャフトが必要となるため、フライトとシャフトのメーカーは合わせるようにしなければなりません。
ダーツのフライトは消耗品です。
チップの次にダメになりやすいダーツグッズだと思ってください。
紙フライトはダーツを投げた衝撃で外れやすくなったり、破れたりします。
成型フライトはプラスチック製ですので、ダーツを落とした際に割れることもあるんです。
なので、フライトは予備も購入しておきましょう。
試合中にフライトを破損させてしまったら、続投ができなくなってしまうこともあるからです。
以上、フライトについて解説しました。
もし、迷って決められないのであれば、「スタンダード」「紙フライト」で作られたフライトを選べばいいです。
シャフトの選び方
シャフトは、フライトを固定させるパーツです。
さらに、シャフトはバレルとつながる部分でもあります。
つまり、ダーツの中間にあるシャフトは、重さのバランスを左右する存在なんです。
ダーツの重さを変えたいと思ったときは、シャフトを調整するようにしましょう。
シャフトのサイズはロング、インビト、ショートの3種類です。
シャフトはサイズが長くなると、ダーツが安定して飛ぶようになります。
反対に、シャフトが短いとダーツはコントロールよりもスピード重視に変化します。
はじめのうちはコントロールがうまくいかないと思いますので、ダーツの初心者はロングかインビトのサイズがオススメです。
メーカーの中には、シャフトのサイズを名称ではなく数字で表記していることがあります。
1~8のサイズになっていたら、5を選んでください。それがインビトサイズです。
続いてはシャフトの素材についてです。
シャフトの素材は、プラスチック、カーボン、アルミ、チタンの4種類があります。
シャフトの素材を変えることでダーツの重量が変化します。
つまり、ダーツを投げるスピードを調整することができるんです。
ダーツのスピードが速すぎてコントロールがきかないと思ったら、プラスチックやカーボンのシャフトを利用するといいです。
反対に、スピードがあまりでないと感じたら、アルミかチタンの素材を選びましょう。
なお、フライトの説明でもお話ししましたが、成型フライトを利用する場合は専用のシャフトを選ばなければなりません。
成型フライトで有名なのはエルフライトとフィットフライトですので、それに合うシャフトを選ぶといいでしょう。
ただし、成型フライトに合うシャフトはプラスチックとカーボンが主流なので、この2種類から選ぶことになります。
シャフトに強度を求めるなら、カーボンやチタンがオススメです。
残念ながら、プラスチックでできたシャフトは落とすと割れることがあります。
とはいえ、プラスチックは色がつけやすいので、デザイン重視ならプラスチックのシャフトがオススメですね。
最後に、シャフトの形状も教えておきますね。
シャフトの形状はノーマル(ストレート)、スリム、ハイブリットの3種類があります。
シャフトの基礎はノーマルの形ですが、それよりも細いのがスリムとなります。
ハイブリットは、ノーマルとスリムの中間の形状だと覚えておけばいいです。
シャフトの形状を変えるとどんな影響があるかと聞かれれば、わずかに重量が変化します。
つまり、ノーマルよりもスリムのほうが軽いわけです。
ただし、ダーツの初心者はシャフトの形状を見た目の格好良さで決めても問題ありません。
ダーツを軽くしたいのなら、シャフトのサイズを短くしたり、素材をプラスチックにしたりすればいいだけの話だからです。
プロレベルになると、シャフトの形状だけでもスローイングに誤差が生じるものですが、ダーツの初心者はそこまで考慮しなくても大丈夫です。
「スリムのほうがカッコイイ」という理由でシャフトの形状を選んでる人もいるぐらいです。
ただし、スリムのシャフトは細いので強度は低めです。
ロングサイズのシャフトがプラスチック製のスリムだった場合、もっとも折れやすいことは覚えておきましょう。
以上、シャフトについて解説しました。
もし、迷って決められないのであれば、「インビトサイズ」「プラスチック素材」「ノーマルの形状」で作られたシャフトを選べばいいです。
まとめ
いかがでしたか?
ダーツは1人でも楽しめますし、みんなとワイワイ楽しむこともできるスポーツです。
趣味を始めたいと思っている方は、ぜひダーツにチャレンジしてみてくださいね。
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