「なぜなぜ分析って意味ないの?」
「なぜなぜ分析で思い込みによるヒューマンエラーを対策する事例を教えて!」
なぜなぜ分析とは、トヨタ自動車で採用されていることで注目された問題解決法です。
このなぜなぜ分析は、問題が発覚したときに「なぜ問題が起こったのか?」という問いを5回繰り返すことで、本当の原因を突き止めることができると考えられています。
ところが、トヨタ自動車のやり方を真似てなぜなぜ分析を行っている会社の中では、「なぜなぜ分析は吊るし上げ目的の個人攻撃でしかない!」「なぜなぜ分析は単なるパワハラだ!」という社員の不満が出てしまうケースもあるんです。
本記事では、なぜなぜ分析は本当に意味ないのか、分かりやすく解説していきます。
なぜなぜ分析って、実際にやってみるとうまくいかない会社って多いんですか?
なぜなぜ分析はやり方が間違っていると、まったく意味ない作業になりがちなんだ。
本記事では、なぜなぜ分析の正しいやり方も紹介していくから、ぜひチェックしてほしい。
なぜなぜ分析は吊るし上げ目的だと意味ない!
なぜなぜ分析は、なぜという質問を繰り返すことで問題が起こった原因を探る方法です。
そのため、工場などの流れ作業でヒューマンエラーが出たとき、次から作業ミスがないように、ミスを出した本人に対してなぜなぜ分析を行うことになります。
ところが、なぜなぜ分析のやり方を吊るし上げの目的で使っている責任者が多いんです。
責任者「なぜ作業をストップさせたんだ?」
作業員「時間内に部品を取り付けられなかったからです」
責任者「なぜ時間内に部品を取り付けられなかったんだ?」
作業員「それは、うっかりネジを床に落としてしまって……」
責任者「なぜネジを床に落としてしまったんだ?」
作業員「急いで作業しようと思って……」
責任者「なぜ急いで作業しようとしたんだ?」
作業員「それは……その……前の作業がもたついてしまったからで……」
責任者「なぜ、前の作業がもたついてしまったんだ?あ?」
作業員「自分の実力不足です、すみませんでした……」
責任者「分かればよろしい。以後、気をつけるように」
これはもう、完全な吊るし上げですよね。
このなぞなぞ分析は極端な事例のように見えますが、実はこういったパワハラのような個人攻撃をしている責任者は結構多いんです。
笑い話のように見えますが、なぜなぜ分析の意味を正しく理解していない責任者はどこにでもいます。 なぜなぜ分析は、次からミスがないように原因を突き止める方法であって、ミスした人間を吊るし上げるためにするものではありません。 正しく行われていないなぜなぜ分析は意味ないので、ぜひ正しいやり方を学ぶようにしましょう。
以上、吊るし上げ目的のなぜなぜ分析は意味ない理由について解説しました。
続いては、なぜなぜ分析で社員の思い込みを対策し、ヒューマンエラーをなくす事例を紹介していきます。
なぜなぜ分析で社員の思い込みを対策する事例
ヒューマンエラーが起こってしまう最大の原因は人間の思い込みだと言われています。
普段からやり慣れている作業ならいいのですが、「緊急事態のときは、この手順を踏んだほうが早く終わらせる」といったように、あまり実践経験がないものほど人間は思い込みが強くなりがちなんです。
「実際にやったことはないんだけど、今までの経験上、きっとこうなるはずだ」という思い込みは、誰にでもあるはずです。
それがプライベートなら問題はないのですが、やはり仕事だと作業をストップさせる原因にもなりかねません。
そういうときにこそ、なぜなぜ分析が役立つんです。
ここで、なぜなぜ分析で社員の思い込みを対策する実例を1つ紹介しましょう。
ベテランのパートが作業ミスをした。
Aのボルトを入れる穴に、Bのボルトを間違って入れてしまったのだ。
このとき、なぜなぜ分析で導き出したい対策はボルトの入れ間違えを防ぐこと。
なぜボルトを入れ間違ったのかとパートに尋ねたら、ボルトを入れているボックスからいつもどおりに取り出したと主張する。
ボックスを確認してみると、Aのボルトの専用ボックスにBのボルトが入っており、反対に、Bの専用ボックスにAのボルトが収納されていた。
なぜボルトが逆のボックスに入っているのかを調査した結果、どうやらいつも右に置いていたAのボックスが、何かの拍子で左に置き換わってしまったようだ。
そのため、ボルトを補充した人が、ボックスに書かれているアルファベッドを気にせず、「右のボックスだからAのボルトを入れよう」と思い込みで入れてしまっていたわけだ。
このヒューマンエラーを防ぐために、工場ではボックスを棚に固定し、2度と動かないように対策した。
この事例のように、なぜなぜ分析は最初に対策したい原因を明らかにします。
それから、その原因を突き止めるまでなぜを繰り返して調査していくことで、どんな対策が必要なのかが分かってくるんです。
なぜなぜ分析は5回がセオリーなのですが、必ずしも5回である必要はありません。
原因と対策が明確になったのなら、それ以上なぜを繰り返しても無意味だからです。
まとめ
なぜなぜ分析は、分析する方向が間違ってしまうと、原因が分からずうまくいかない結果となってしまいます。
そうならないように、はじめに想定した原因の究明がブレない質問(なぜ)をしっかりと考えるようにしましょう。
それができれば、誰でもトヨタ自動車のようななぜなぜ分析ができるようになります。
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