サイコパスは鬱にならない4つの理由

「サイコパスって鬱にならないの？」
「サイコパスは鬱にならない理由が知りたい！」

厳密にいえば、サイコパスとは精神病質者を指す言葉なので、サイコパスの中にも色々なタイプが存在します。
ですが、一般的なサイコパスのイメージといえば、演技性や自己愛が強い反社会的思考の持ち主のことだと思います。
ですので、ここでは反社会的思考のサイコパスが鬱にならない理由を紹介していきます。

サイコパスは鬱にならない4つの理由

サイコパスが鬱にならない理由は以下のとおりです。

それぞれの理由について、より具体的に紹介していきますね。

サイコパスは不真面目なので、自分を追い込むことがない

まず、鬱になりやすい人は真面目な人が多いです。
真面目な人は、何事も全力で取り組もうとします。
ですが、いつも全力で頑張ろうとすると自分を追い込みやすいので、心身を疲労させる原因になりやすいんです。
だからこそ、真面目な人ほど鬱になりやすいと言われています。

ですが、サイコパスは不真面目なので、自分を追い込むことはほとんどありません。
だからこそ、サイコパスは鬱にならないんです。

サイコパスは無責任なので、失敗しても自分のせいだと思わない

責任感の強い人ほど鬱になりやすいと言われています。
何故なら、責任感は精神的な負担がかかりやすいからです。

なので、責任感が強い人は仕事で「しっかりとやらなくては」と自分を追い込みやすいため、だんだん鬱になってしまうんですね。

それに比べ、サイコパスの人は全ての出来事に対して責任を感じません。
たとえば、相手をそそのかして何かを行動させたときも、「それはあなたが自分でやったことでしょう？」と無責任な発言を繰り返します。

このことからも分かるように、サイコパスは無責任なので鬱にならないんです。

サイコパスは他人に気を遣わないため、人間関係のストレスを感じにくい

鬱になりやすい原因といえば、やはり人間関係のストレスですよね。
人間関係のストレスは、他人への気遣いをするときにもかかりやすいです。
そのため、他人に気を遣い過ぎる人も鬱になりやすい特徴だと言われています。

ですが、サイコパスは他人に気を遣いません。
自己愛が強いサイコパスが他人を優先して行動することはないからです。

ただし、誰かをそそのかそうとするときは、ご機嫌を取るために他人に気を遣うことはあります。
しかし、それも最終的には自分のためにやっていることなので、他人に気を遣っている自覚はまったくありません。
そのため、ストレスもそれほど感じていないことが多いんです。

ですので、サイコパスが他人に気を遣うことで鬱になることもあり得ない話だといえるでしょう。

【これが結論】そもそもサイコパスは精神障害の一種だから

ここまで紹介してきた理由は、鬱になりやすい人の特徴とサイコパスの人の特徴が反していることでした。
ですが、そもそもサイコパスは鬱にならない根本的な理由が存在します。
それは、サイコパスは精神障害の一種だからです。

サイコパス（精神病質者）は、健常と精神病の境にあたる状態を指します。
つまり、すでに精神病をわずらっているため、精神障害である鬱の入り込む余地がないんです。
そういう意味では、サイコパスが鬱になる可能性は限りなくゼロだといえますね。

まとめ

サイコパスが鬱にならない理由は、鬱で苦しんでいる人を救うヒントになるかもしれません。
もちろん、サイコパスの性格は極端すぎますが、たとえば、自分を追い込み過ぎないことに関しては参考になると思います。

そういう意味では、サイコパスの精神病は鬱を超越した状態といえるのかもしれませんね。

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