「何もトレーニングをしていないのに、動体視力がいい人っているの?」
「動体視力がいい人の特徴を教えて!」
動体視力とは、動くものを目で追ったり、目標までの距離を目で測ることができる能力のことです。
このことを理解しておけば、動体視力がいい人の特徴もおのずと分かってきます。
本記事では、動体視力がいい人の特徴を紹介していきます。
動体視力って、特別なトレーニングを積んだ人だけが得られる能力だと思ってました。
動体視力は、誰にでも備わっている能力だよ。
ただし、動体視力にもレベルがある。
動体視力が高い人はどんな特徴があるのか、分かりやすく紹介していくね。
動体視力がいい人の特徴
動体視力がいい人の特徴は以下のとおりです。
- スポーツが得意な人
- 普段から遠くを見る癖がある人
- 【これが結論】目がいい人は動体視力もそれなりに高い
何故、こういった特徴を持った人が動体視力が良くなるのか、分かりやすく解説していきます。
スポーツが得意な人
「スポーツマンは動体視力がいい」という話を聞いたことがあると思いますが、その理由についてよく分かっていない方も多いのではないでしょうか?
ほとんどのスポーツでは、人とモノが目まぐるしく移動するゲームが多いです。
たとえば、サッカーなら11人の味方がボールをパスしながら移動します。
それに加え、11人の敵チームがボールを奪おうとしますので、彼らの動きも把握しておかなければなりません。
つまり、スポーツは目で追うものが複数あることが多いため、スポーツが得な人は必然的に動体視力がいいといえるんです。
スポーツが下手な人は、周りがよく見えてないことが多いですね。
たとえば、バスケでドリブルに集中しすぎていると、横からやってきた敵にボールを取られてしまいます。
ですが、動体視力を鍛えていれば、ドリブルをしながらも敵の動きが見えるようになるため、結果としてスポーツが上手い人ほど動体視力がいいんです。
普段から遠くを見る癖がある人
動体視力と聞くと、動く物体を目で追う能力がすべてだと思われがちです。
ですが、動体視力はもう1つの要素が含まれています。
それは、目標までの距離を測る能力です。
この能力がなければ、本当の意味で動体視力がいいとはいえません。
目標までの距離を測る能力は、目のピント調整をうまく働かせる必要があります。
つまり、普段から遠くを見る癖がある人は動体視力がいい人だといえますね。
たとえば、バードウォッチングのような遠くを見る趣味がある人は、目のピント調整が非常に優れています。
また、鳥が動く瞬間を逃さないため、必然的に動体視力が鍛えられるといえるでしょう。
マサイ族は、ずば抜けた動体視力を持っています。
その理由は、遠くにいる獲物を逃さないように、日ごろから遠くを見ているからなんです。
【これが結論】目がいい人は動体視力もそれなりに高い
さて、ここまでの話を聞いてピンときた方も多いと思いますが、実は目がいい人の条件と動体視力がいい人の条件は似ているんですよね。
もちろん、目がいいのに動体視力が悪い人はいます。
ですが、目が良くないとそもそも遠くのモノを捉えることができないため、動体視力を良くしたい人は必然的に目の良さをキープしておく必要があるんです。
そういう意味では、目がいいことは動体視力がいい人の特徴の1つといえるかもしれませんね。
歳を取ると、動体視力が悪くなるという話を聞きますよね。
その理由の1つは、目の衰えによって目が見えづらくなるため、動体視力も低下してしまうからなんです。
以上、動体視力がいい人の特徴を解説しました。
さて、動体視力が良い人の特徴を調べていた方の中には、「自分の動体視力を鍛えたいから、参考になる情報を探していた」という方もいるのではないでしょうか?
そんな方のために、オススメの動体視力の鍛え方を紹介しておきますね。
動体視力を鍛える方法
意外と知らない方も多いのですが、目が悪くてもトレーニングを続ければ、目はある程度までなら良くなります。
つまり、動体視力もトレーニングによって鍛えることができるんです。
動体視力を鍛えるトレーニングは自宅でも気軽にできますので、興味がある方はぜひ実践してみてくださいね。
- 眼球運動(目を上下、左右に動かす。目をグルグル回す)
- ピント調整運動(遠くを見たあと、近くのものに視線を戻す)
動体視力を鍛える方法は、眼球を動かす運動が効果的です。
まず、顔を動かさずに目だけを上を向いて1秒、次に下を向いて1秒。
これを10セット(20秒)続けます。
次も同じ要領で、目だけを左に向けて1秒、次に右を向いて1秒。
こちらも10セット(20秒)続けます。
最後に、眼球を左回りにグルグルと5秒間回し、次は右回りにグルグルと5秒間回します。
それを2セット(20秒)続けます。
この1分間の眼球運動だけでも、普段から眼球を動かしていない方はいい運動になるはずです。
続いては、ピントを調整する運動です。
こちらもやり方は簡単で、窓から1番遠くに見えるものを目視します。(5秒間)
その後、手元に目を向けます。(5秒間)
これを6セット続けるだけです。
これを毎日続けていけば、動体視力は今以上に良くなるはずです。
まとめ
動体視力はなくても生きていけますが、あったほうがより安全な生活ができるようになります。
たとえば、車を運転しているときに何かが飛び出してきても、動体視力が高ければすぐに目で追えるようになりますので、事故を未然に防げるようになるんです。
ぜひ、動体視力を鍛えるトレーニングを始めてみてはいかがでしょうか。
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