「自分だけ仕事量が多いと思うんだけど、これって勘違いなの?」
「自分だけ仕事量が多いのは勘違いなのかを判断する方法を教えて!」
会社で与えられる仕事量が多いと感じたことはありませんか?
もしかすると、それはあなただけ仕事量が多い可能性があります。
ですが、それを周りに言ってしまうと「自分だけ仕事量が多い?それは勘違いだよ」と冷ややかな言葉を投げかけられることもあるはず。
そんなとき、本当に勘違いなのかを判断する方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
確かに、周りの人と比べて仕事量が多いと感じるときってありますよね。
そうなんだ。
でも、勘違いだったら会社の人たちに「あの人は自意識過剰だ!」と言われかねないので、なかなか主張できずに悩んでいる方も多いはず。
そういうときは、本当に自分だけ仕事量が多いかどうかを判断する方法を実践するといいよ。
自分だけ仕事量が多いのは勘違いなのかを判断する方法
「自分だけ仕事量が多いのでは?」と思ったときは、本当に仕事量が多いのか、それとも勘違いなのかを判断する方法を覚えておきましょう。
あなたが会社に対して不満をもらすのは、それからでも遅くはありません。
ステップ1・実際に他人の仕事量と比べてみる(同じ部署の同期)
まずは、実際に他人の仕事量と自分の仕事量を比べてみるといいです。
ただし、違う会社の人間の仕事量と比べても意味がありません。
仕事量を比べるときは、同じ会社の部署で勤めている人間の仕事量を比べます。
もし可能なら、自分の同期を比較したほうがより確実です。
さて、実際に自分と他人の仕事量を比べてみたら、どれくらい仕事量が違うのかをチェックしましょう。
それができたら、今度はその仕事量のせいでどれくらい作業時間が増えてしまうのかも考えていきます。
もし、他人よりも自分のほうが1時間以上かかる仕事量だった場合、自分だけ仕事量が多かったという疑惑は勘違いではなかったことになります。
ただし、もう1つ確認しなくてはならないことがあります。
それは、あなたの役職です。
ステップ2・自分の役職に見合った仕事量なのかをチェックする
根本的な話になってしまうのですが、そもそも仕事量は人によって変わってくるものです。
何故なら、会社から与えられた役割は人によって異なるからです。
たとえば、平社員なら自分の仕事だけをこなせばノルマは達成することができます。
ですが、出世して課長になった場合、自分の仕事をやりながら部下たちに指示を出すという役割もこなさなければなりません。
そういう意味では、役職によって仕事量が変わってしまうのは仕方がないんです。
ただし、役職に見合っていない仕事量が与えられていた場合、話は変わってきます。
さきほどの例でいえば、平社員なら自分の仕事だけを黙々とこなせばいいはずです。
ところが、課長に「お前はあいつらの先輩なんだから、ちゃんと面倒をみてやるんだ」と言われ、後輩たちの仕事の面倒も押しつけられてしまうと仕事量は増えてしまいますよね。
こういう状況になっている場合、自分の役職に見合った仕事量を超えているため、会社の都合で仕事量が多くなっていると判断できるんです。
役職が上がれば、役職手当をもらうことができます。
だからこそ、仕事量が多くても頑張ろうという気になるんです。
ですが、ときには会社の都合で役職に合わない仕事量を押しつけられてしまうことがあります。
こういう場合、「自分だけ仕事量が多いのは勘違いかな?」と諦めるのではなく、しっかりと反論するべきなんです。
以上、自分だけ仕事量が多いのは勘違いかどうかを判断する方法を解説しました。
続いては、実際に自分だけ仕事量が多かった場合、どういう行動を取るべきなのかを紹介していきます。
自分だけ仕事量が多いのは勘違いではなかったときに考えるべきこと
もし、自分だけ仕事量が多いのは勘違いではなかったと分かったとき、あなたが最初にやるべきことがあります。
それは、自分だけ仕事量が多くなった原因を見極めることです。
ステップ3・自分だけ仕事量が多くなっている原因を見極める
当たり前の話ですが、自分だけ仕事量が多くなることには必ず原因があります。
今後、あなたがどういう行動を取るにせよ、その原因を知っていたほうが色々と参考になるはずです。
自分だけ仕事量が多くなる主な原因は以下のとおりです。
- 人材不足(会社の都合)
- 仕事ができると期待されている(嬉しいけど……やっぱり会社の都合)
- 人間関係による嫌がらせ(パワハラ)
仕事量が多くなっている原因が『人材不足』と『仕事ができると期待されている』のどちらかだった場合、それは会社の都合となります。
会社の都合は会社の体制が変わらないかぎり同じことの繰り返しになりやすいため、あなたが納得いかない場合は会社を去ることを検討したほうがいいです。
もし、人間関係による嫌がらせが原因で仕事量が多くなっている場合、こちらはパワハラに当たりますのでいくらでも対処が可能です。
直接、会社の人事部に相談することもできますし、それが無理なら外部機関に問い合わせるだけで簡単に改善することができます。
自分だけ仕事量が多くなる原因は様々ですが、大事なのはその原因が自分にとって受け入れられる内容かどうかだと思います。
仕事量が多くなった原因が分かった今、あなたはどう感じていますか?
ステップ4・自分だけ仕事量が多くなっている原因を知ったあと、納得できるかを考える
ここまで記事を読めば、自分だけ仕事量が多くなっている原因を把握することができたはずです。
では、その原因はあなたが納得できるものでしょうか?
その答えによって、今後、あなたがどう行動するべきかが変わってくると思います。
もし、自分だけ仕事量が多い状況が納得できる場合、そのまま仕事を続けるという選択肢もアリだと思います。
ですが、もし納得できないのなら、『会社に申し出る』『会社を去る』のどちらかを選ぶべきです。
そうでなければ、あなたの不満が解消されることは決してありません。
もちろん、納得できなくても今の状況を甘んじて受け入れるという選択肢もあります。
ですが、今の会社はそうしてまで続ける価値があるのですか?
今回は、そのことをよく考えてみるいい機会だと思っていただけたら幸いです。
自分に合わない会社で働くリスクについては、こちらの記事で紹介してきますので、興味があったら読んでみてください。
自分に合わない会社はできるだけ早く辞めたほうがいいです。その理由を紹介します。
まとめ
ぶっちゃけた話、自分だけ仕事量が多いのは勘違いだったというケースは稀だと思います。
何故なら、強欲な経営者ほど給与以上に働いてもらったほうが得だと考えているからです。
そういった会社で働き続けていても自分のためになりませんので、体力的にも精神的にもキツイと思ったら転職を考えるようにしましょう。
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