「もう嫌だ疲れた全部投げ出したい!」
「今の状況がもう嫌だと思ったとき、どうすればいいの?」
人生の中で、何もかもが嫌になるときってありますよね。
ですので、「もう嫌だ!疲れた!全部投げ出したい!」という気持ちになっても不思議ではありません。
ただ、そう思う回数が多くなればなるほど、本当にすべてを投げ出そうか真剣に考えるようになっていきます。
何故なら「すべてを投げ出したら、ラクになれるのではないか?」と想像するからです。
では、本当に全部投げ出したほうがあなたのためになるのでしょうか?
本記事では、もう嫌だ疲れた全部投げ出したいと思ったときに考えてほしいことを紹介します。
嫌な出来事が続くと、全部投げ出したくなりますよね。
そうだね。
ただ、感情に流されて判断すると、あとあと後悔する結果になりやすい。
まずは、自分の今の状況を冷静に分析することが大切だと思う。
もう嫌だ疲れた全部投げ出したいときに考えてほしい3つのこと
人によっては、「もう嫌だ!疲れたよ……」という感情に流されてしまい、今まで積み重ねてきたものを勢いで全部投げ出してしまう方も多いです。
ただ、そのやり方だと、あとで後悔することになります。
ですので、まずは冷静に考えてほしいことがあります。
- 今の状況にもう嫌だ疲れたと思っても、実際に全部投げ出すほどの出来事なのかを考える
- 全部投げ出すとした場合、どこまでなら投げ出してもいいと思えるのかを考える
- 全部投げ出さずに頑張った未来と、全部投げ出したあとの未来を天秤にかけてみる
どうしてこれらのことを考える必要があるのか、具体的な理由を紹介していきますね。
今の状況にもう嫌だ疲れたと思っても、実際に全部投げ出すほどの出来事なのかを考える
「もう嫌だ疲れた!」という悩みをすぐに解消する方法は、全部投げ出すことです。
全部投げ出すことができれば、悩みの種がなくなるわけですので、非常に効率がいい方法だといえます。
ですが、全部投げ出すことを選んだ場合、今の環境を手放すことを意味します。
つまり、投げ出すことは失うことでもあるんです。
なので、まずはあなたが「もう嫌だ疲れた!」と思う原因について、もう1度よく考えてみてください。
その原因は、今の環境を全部投げ出しても解決したい問題なのでしょうか?
たとえば、「全部投げ出さなければ、心が壊れてしまう!」というぐらい深刻だったら、何も考えずに投げ出すこともアリだと思います。 ただ、どんな状況であるにせよ、今の環境に未練がないのかを再確認しておくことは非常に重要だと思います。
投げたものが戻ってくる可能性はほとんどないため、今一度、よく考えてみてくださいね。
あなたが抱えている悩みのレベルを再確認できたら、次はどこまで投げるべきなのかを考えていきましょう。
全部投げ出すとした場合、どこまでなら投げ出してもいいと思えるのかを考える
仮に、今の状況から抜け出すために、全部投げ出すことを実行したとします。
その場合、実際にどこまで投げ出すべきかを考えるべきです。
「え?全部じゃダメなの?」と思いたくなるところですが、あなたが持っているモノの50%を投げるだけで今の悩みが解決できるのなら、投げるモノの量は少ない方がいいとは思いませんか?
たとえば、会社の業務がつらくて辞めたいと思ったとき、あなたには3段階の投げ出し方があります。
- 部署を変えてもらう
- 会社を辞める
- 人生を終わらせる
一般的に、業務がつらい人は会社を辞めることを選択しがちです。
ですが、業務がつらいのなら、他の部署に移動させてもらうことでも問題を解決することは可能ですよね。
このように、必ずしも全部投げ出さなければ、今の悩みが解決できないわけではないんです。
ですので、何を投げ出すにしても、「全部を捨てなくてもいい方法はないだろうか?」ということを真剣に考えてみてください。
人間は感情的になっていると、0か100しか考えられなくなってしまいます。 ですので、全部を捨てなくてもいい選択肢は本当にないのか、まずは考えてみましょう。
ですが、ときには50%で済ませられる選択肢も存在するんです。
投げ出すものが分かったら、最後に全部投げ出すという選択肢に後悔はないかをよく考えるべきです。
全部投げ出さずに頑張った未来と、全部投げ出したあとの未来を天秤にかけてみる
人生には、ときどき岐路が現れることがあります。
ここでは、『今の環境を全部投げ出し、新しい人生を歩む未来』と『今の環境を守るために、これからも頑張り続ける未来』の2つですね。
どちらの未来を選ぶべきか迷ったときは、それぞれのメリットとデメリットを天秤にかけてみましょう。
たとえば、不倫が原因でパートナーと別れるかどうかを悩んでいるときは、以下のようなことを考えていきます。
- 自分を裏切ったパートナーの顔を見なくて済む
- 不倫相手とゴタゴタせずに済む
- いい出会いを探すことができる
- 好きだったパートナーとは、もう会えない
- 不倫相手が正式なパートナーになってしまう
- 稼ぎが1人分になってしまう
- 引っ越しをしなければならない
- 子供と気軽に会えなくなる
- バツ1になる
このように、メリットとデメリットを書き出していきます。
数も重要ですが、項目の優先度の考えるといいかもしれません。
たとえば、ストレスの原因が不倫相手とのゴタゴタだったら、『不倫相手とゴタゴタせずに済む』という項目の優先度は10ポイントと考えることができますよね。
こうやって物事の優先度を考えていけば、全部投げ出すときのメリットとデメリットはどちらが大きいのか、はっきりと見えてくるはずです。
人によって価値観は異なります。 ただし、物事の優先度を感情的に決めるのはよくありません。
ですので、どんなことを優先的に考えるかは、あなた次第です。
もし、冷静な判断ができていないと自覚しているときは、誰かに今の悩みを相談することからはじめてみるといいでしょう。
まとめ
「もう嫌だ疲れた全部投げ出したい!」と思っている方は、どうしても投げ出したあとの未来しか見えなくなっています。
そのため、今の環境を手放すデメリットを忘れがちです。
まずは、今の環境があなたにとってどれほどメリットがあるのか、再確認してください。
それでも「やっぱり、今の問題はストレスだ!」と感じるようなら、全部投げ出す選択肢を取るのもアリだと思います。
ただし、投げ出し方にも色々な方法があります。
捨てる必要がないものまで投げてしまうともったいないので、「今の問題を最小限のリスクで解決する方法はないだろうか?」ということは真剣に考えておくといいでしょう。
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