民間医局とM3の評判を比較

「転職したいんだけど、医師なら民間医局とM3のどちらを選べばいい?」
「民間医局とM3って、どっちのほうが評判いいの?」

医師が転職やスポット(バイト)目的で仕事を探す場合、よくオススメされているのが民間医局M3です。
では、どちらのほうが評判のいい転職エージェント(転職サイト)なのでしょうか?

編集者・綾瀬編集者・綾瀬

民間医局もM3も有名な転職エージェントですよね。

片方だけ選ぶとしたら、どっちのほうが有利なんでしょうか?

アウトプット編集長アウトプット編集長

多くの医師も気になるところだよね。

本記事では、民間医局とM3の評判を比較することで、それぞれのサイトの強みを紹介していくね。

それでは、民間医局とM3の転職エージェントを比較していきたいと思います。

民間医局とM3ならどちらが評判いい?保険で考えたら民間医局がオススメ

公式サイト・民間医局

ちなみに、エムスリーキャリアエージェントとは、M3グループが運営している転職エージェントです。
本記事では分かりやすくM3と表記していきますが、M3=エムスリーキャリアエージェントのことだとご理解いただければと思います。

それでは、まず常勤から比較していきましょう。
常勤の場合、民間医局よりもM3の転職エージェントで求人を探したほうがお得といえそうです。

常勤の求人数は互角だが、M3のほうが高額の医師求人が多い

2021年8月時点の話ですが、民間医局もM3も常勤の求人数は同じぐらいです。
なので、求人数だけで評価するならば、どちらも互角の転職エージェントといえるかもしれません。

しかし、新着の求人を確認すれば一目瞭然ですが、M3のほうが高額の医師求人が多くあるんです。

何故かというと、M3のほうが認知度が高い企業であるため、有名な病院はほとんどM3に求人を出しているからです。

アウトプット編集長アウトプット編集長

M3は医療関係者で知らないものはいない、というぐらいの大手企業です。
そのため、優遇された非公開求人も自然と集まってきます。

もちろん、民間医局が特別に劣っているわけではありません。
常勤の求人数はM3並みに用意されていますので、探せば高額求人もちゃんとあります。

ですが、やはり好条件の数を考えると、M3のほうに軍配があがりそうです。

エムスリーキャリアエージェントの求人を確認してみる

ただし、あなたが転職エージェントを利用する目的がスポットや非常勤(バイト)なら、民間医局を選んだほうがメリットが多いです。

スポットや非常勤(バイト)で選ぶなら、民間医局のほうが求人数が多い

民間医局の強みは、スポットや非常勤(バイト)の求人が業界最大級ということです。

スポットと非常勤を合わせた求人は、なんと20,000件もあるんです。(2022年4月時点)
M3で用意されている非常勤の求人数が4,500件だと知れば、その差は歴然ですね。

何故、これほどの差がつくのかというと、民間医局は地方病院の求人に強い転職エージェントだからです。

なので、あなたが「地方で働きたい!」「自分の時間を優先する働き方を目指したい!」というときは、民間医局を利用するといいでしょう。

アウトプット編集長アウトプット編集長

民間医局のスポットや非常勤には、色々な県からの求人が集まってきます
「こんな町で働きたかった!」といったきっかけになることもあるようなので、ぜひチェックしてみるといいです。

民間医局の求人を確認してみる

さて、続いては転職エージェントのサイトで実施しているコミュニティやサービスを比較していきましょう。

コミュニティはどちらも充実!民間医局ならコネクトで医師に関する情報を収集できる

転職エージェントのサイトで実施しているコミュニティやサービスに関しては、民間医局もM3も充実していますので、それほど大きな差はありません。

民間医局を利用するときは、民間医局コネクトで医師に関する最新情報をチェックすることができます。

民間医局コネクトとは

医師のスキルアップ情報はもちろん、オンラインセミナーなども定期的に開催されています。

民間医局に登録してみる

M3は、会員数30万人の大型コミュニティを利用できるため、やはり安心感が違いますよね。
多くの医師が登録していますので、より濃密な情報が集まってきます。

M3は会員数が30万人

M3の最新情報カンファレンスをチェックしたいときは、ぜひ登録しておきたいサイトですね。

エムスリーキャリアエージェントに登録してみる

ただし、あなたがまだ医師賠償責任保険に入っていないのなら、民間医局を優先的に利用したほうがいいかもしれません。

まだ医師賠償責任保険に入っていないのなら、民間医局で登録するとお得

医師賠償責任保険とは、医療事故を起こしたときに発生した損害賠償額を保険会社が負担してくれるサービスのこと。

色々な保険会社が医師賠償責任保険を扱っていますが、4種類のタイプから医師賠償責任保険を選べるのは民間医局だけです。

  • ABタイプ・1事故につき支払上限額5,000万円(保険期間中は1憶5,000万)
    1年間の保険料・32,310円
  • Cタイプ・1事故につき支払上限額1憶円(保険期間中は3憶)
    1年間の保険料・41,660円
  • Dタイプ・1事故につき支払上限額2憶円(保険期間中は6憶)
    1年間の保険料・47,710円
  • Eタイプ・1事故につき支払上限額3憶円(保険期間中は9憶)
    1年間の保険料・53,360円

これなら、あなたの医師としてのキャリアや専門分野に合った保険のタイプを選ぶことができるため、民間医局を利用すると非常にお得なんです。

ちなみに、民間医局で保険を利用している医師の半数はDタイプを選んでいます。

民間医局に登録してみる

さて、ここまで民間医局の評判とM3の評判を比べてきました。
では、どちらの転職エージェントに登録したほうがお得なのでしょうか?

実は、どちらか一方ではなく、民間医局とM3の両方に登録したほうがお得なんです。

【結論】民間医局もM3も登録するべき

もちろん、あなたが「面倒な手続きは嫌だから、どちらか一方しか登録しない」という考えなら、どちらか一方だけを選ぶといいです。

ですが、考えてみてください。
転職は何度もする行事ではありませんし、何よりあなたの人生の岐路になる重要な出来事です。

それなら、もっと真剣に転職を考えるべきだと思います。
そして、あなたにとってベストな求人を見つけたいのなら、複数の転職サイトに登録しておいたほうが効率よく求人を探すことができますよね。

そう考えると、「民間医局とM3のどっちがいいかな?」と悩んでいるよりも、どちらも登録したほうがあなたの転職を成功させることができます。

アウトプット編集長アウトプット編集長

転職サイトであれ、転職エージェントであれ、どちらも完全無料のサービスです。
無料で求人を確認できるのなら、すべて登録しておいたほうが得ですよね。

ぜひ、あなたの理想の病院を見つけるために、民間医局もM3も登録しておくことをオススメします。

エムスリーキャリアエージェントに登録してみる
民間医局に登録してみる

もし、「他にも色々な求人をチェックしてみたい」と思ったら、民間医局とM3以外の求人サイトにも登録しておくといいです。
ここでは、とくにオススメの転職サイトを紹介しておきますね。

JMC

JMC公式サイト公式サイト・医師転職支援サービスの【JMC】

JMCは、医師転職支援サービスが充実した転職エージェントです。

担当してくれるキャリアアドバイザーがとにかく親切と定評の転職エージェントなので、そこが安心して利用できるポイントですね。
難しい年収交渉や待遇の交渉も率先して行ってくれます。

医師転職支援サービスの【JMC】に登録してみる

Dr.転職なび

ドクター転職なび公式サイト公式サイト・Dr.転職なび

Dr.転職なびは、年々業績をアップさせている転職エージェントです。

キャリアアドバイザーは営業にも長けており、病院側との交渉に強い転職エージェントというイメージが強いですね。
なかなか理想の病院を見つけられない方ほど、ぜひ登録しておきたい転職エージェントです。

Dr.転職なびに登録してみる

アネナビ(麻酔科医専門の求人サイト)

公式サイト・アネナビ!

あなたが麻酔科医なら、絶対にアネナビを利用しておいたほうがいいです。

アネナビは麻酔科医専門の求人サイトですので、ここにしかない麻酔科医の非公開求人が多数あるからです。
一般的な転職サイトよりも優遇された麻酔科医の求人をお探しなら、ぜひ登録しておきましょう

アネナビに登録してみる

まとめ

民間医局もM3も、日本の医師求人サイトの中では最大手です。
ぜひ、どちらも登録しておき、常に最新の求人情報をチェックするようにしましょう。

もちろん、日々の業務をこなしながら求人を探すのは、とても大変な作業だと思います。
そういう方こそ、ぜひキャリアアドバイザーに相談してみるといいです。

キャリアアドバイザーは、転職エージェントに在籍している転職のプロ。
きっと、あなたの転職の悩みを解決できる最善の方法を教えてくれます。

1人で悩まず、キャリアアドバイザーと一緒にあなたの理想の病院を探してみてくださいね。
そうすれば、きっとあなたの仕事の悩みを解決することができるはずです。


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