夢だと気づいてはいけない夢をみる女性

「夢だと気づいてはいけない夢なんてあるの?」
「夢だと気づいてはいけない夢ってどんな夢なのか教えて!」

あなたは、夢を見ているときに「これは夢だ!」と気づいた経験はありますか?
人間は夢だと気づくことができれば、夢の続きを思い通りに操作することができるため、とても楽しい時間を過ごせるようになります。

ですが、夢の中には夢だと気づいてはいけないものがあるんです。
本記事では、都市伝説のように語られている夢だと気づいてはいけない夢について紹介していきます。

編集者・綾瀬編集者・綾瀬

子供の頃は、よく夢だと気づけたんですけど、大人になると全然気づけなくなりました。

アウトプット編集長アウトプット編集長

大人になると、より現実的な夢を見るようになるから、なかなか気づきにくくなるんだ。
でも、それは幸せなことかもしれない。
何故なら、世の中には夢だと気づいてはいけない夢もあるんだからね……。

そもそも夢だと気づいてはいけない夢(明晰夢)はどうして危険なのか?

夢だと気づいてはいけない夢について紹介する前に、誰もが疑問に思っている問題から解説しておきますね。

あなたも、夢だと気づいてはいけない夢という話を聞いたとき、こんな疑問が頭に浮かんだのではないでしょうか?

「そもそも、夢だと気づいて何がいけないの?」

確かに、夢だと気づいたところで夢の話ですので、何も問題ないように思いますよね。
ですが、それが明晰夢として見ている夢なら話が変わってくるんです。

明晰夢とは、簡単に言えば「あ、これは夢だ」と気づいた状態の夢のことです。
ですが、人によって明晰夢の鮮度が異なります。
中には、現実の世界と同じように覚醒した状態で夢を見られる方もいるんです。

もし、現実の世界と同じように覚醒した状態で夢を見た場合、どういった危険性があるのでしょうか?
たとえば、車にはねられてしまうと、たとえ夢の出来事であっても現実と同じ痛みを感じてしまうんです。
もちろん、本当に体が損傷することはありません。
ですが、夢で感じた痛みは脳に大きな損傷を与えてしまうため、結果として夢だと気づいてはいけない夢を見ると命の危険が及ぶこともあるんです。

アウトプット編集長アウトプット編集長

普段、人間は脳に過度な負担がかからないようにしています。
何か嫌なことがあっても、気持ちを落ち着かせようとするのはそのためなんです。

ですが、夢の場合、脳内で作り出されている世界ですので、すべての出来事がダイレクトに脳を刺激します。
そのため、明晰夢のようなリアルな夢を見てしまうと脳に過度な負担がかかりやすいため、危ない夢を見てしまうと脳死する可能性もあり得るんです。

以上、夢だと気づいてはいけない夢(明晰夢)はどうして危険なのかを解説しました。

それでは、いよいよ本記事のメインである夢だと気づいてはいけない夢を紹介していきますね。

夢だと気づいてはいけない夢は6つあります

さきほど、明晰夢の危険性について紹介しましたね。
明晰夢による脳の負担を考えると、以下のような夢は気づいてはいけない夢だといえます。

夢だと気づいてはいけない夢
  • 死傷する夢
  • 縁を切った人が登場する夢
  • 亡くなった人が登場する夢
  • ドッペルゲンガーが登場する夢
  • 神が登場する夢
  • 現実が滅ぶ夢

それぞれの夢がどうして危険なのか、より詳しく紹介していきますね。

死傷する夢

夢の中で、死傷する夢を見ることがありますよね。

  • 交通事故の現場に遭遇する夢
  • クマなどの動物に襲われる夢
  • ビルから飛び降りる夢

これらが夢だった場合、死傷する瞬間に夢から覚めることができますので、「怖い夢を見たな」という感想だけで終わらせることができます。

ですが、もし明晰夢の状態で死傷する夢を見てしまったら、現実と同じぐらいの痛みを感じてしまいます。
その痛みは夢を見る要因となっている脳に損傷を与える可能性があるため、本当に命を落としかねないんです。

縁を切った人が登場する夢

よくケンカした人が夢に出てくることってありますよね。
ケンカした人が夢に出てくる理由は、本当は仲直りしたいという気持ちの表れだと言われています。

ですので、現実世界で縁を切った人が夢で登場することも同じ理由だといえます。
そう考えると、平和的な夢のようにも思えるのですが、これが明晰夢だと話が変わってきます。

明晰夢とは、夢の中で夢であることに気づくことですよね。
つまり、「目の前にいるこいつは、本当は現実世界で縁を切った奴だ」と夢の中で思い出してしまうんです。

もし、その人と縁を切った理由が怒りや憎悪に関係することだった場合、忘れていた感情が再びわき起こるため、とても攻撃的な人格になりやすいんです。
その感情が夢の中で終わればいいのですが、ときには現実世界にいる本人に怒りの矛先を向けてしまうこともあるため、非常に危険な夢だといえるでしょう。

亡くなった人が登場する夢

亡くなった人を思い出すと悲しくなる時期ってありますよね。
悲しみが深い方ほど、亡くなった人と再会する夢を見るようになります。
そして、その再会が夢だと分かると、とても切ない気持ちになるはずです。

もし、この再会を明晰夢で見てしまったら、「別れたくない!」という気持ちがより強くなってしまいます。
すると、眠りから覚めずに永遠に眠り続けてしまうのです。

ドッペルゲンガーが登場する夢

ドッペルゲンガーはご存知でしょうか?
ドッペルゲンガーとは、自分とまったく同じ顔をした存在であり、ドッペルゲンガーを見ると死んでしまうという都市伝説があります。

ドッペルゲンガーと遭遇する場所は人によって異なるようですが、とくに厄介なのが夢でドッペルゲンガーが出てくることです。
ドッペルゲンガーが夢に出てしまうと、どんな人間でも強制的に明晰夢を見ることになります。
何故なら、どんなに鈍感な方でも、自分が目の前に現れたら、この出来事が現実ではないと気づくからです。

そして、ドッペルゲンガーと遭遇した場合、人間はある疑問が浮かんでしまうそうです。

「本当に、自分は本物なのだろうか?」
「目の前の人物が本物なら、自分は存在している必要性があるのだろうか?」

こういった疑問を深く考えてしまうと、人間はおかしくなってしまう方がほとんどのようです。
これがドッペルゲンガーを見ると死んでしまうという原因だと言われています。

神が登場する夢

神が登場する夢を見たところで、「何が危険なの?」と驚かれる方も多いはず。
ですが、これは仏教の教えを知れば、なんとなくイメージできるようになります。

中国の唐代にいた禅僧・臨済は、弟子たちにこんな教えを伝えていました。
「もし、瞑想中に仏陀や如来が現れたとき、それは偽物だから槍で突き刺せ」
何故、臨済はこんな教えを伝えたのでしょうか?

想像してみてください。
修行に明け暮れていたとき、目の前に仏が現れたら「仏が自分の目の前にだけ現れてくれた!きっと、自分は特別な存在なんだ!」と勘違いしてしまいますよね。
そうなると、人は権力に走ってしまうんです。
臨済は、こういった危険性を危惧して、弟子たちに「瞑想中に出てきた仏は幻だ」と教えていたわけですね。

この教えは、現代の人間にも通じるものがあります。
もし、明晰夢で神のような存在と遭遇してしまったら、「もしかして、自分は特別な存在なのでは?」と勘違いしてしまう人が出てきます。
そう勘違いしてしまった人は、夢から覚めても常識外れで危険な思考をもって行動するようになってしまうんです。

現実が滅ぶ夢

現実が滅ぶ夢は、夢だと気づいてはいけない夢の代表的な例といえるかもしれませんね。

世界の終わりを目の当たりにして、冷静でいられる人間はいません。
夢から覚めても、きっとそのことで頭がいっぱいになります。

すると、四六時中、現実が滅ぶ夢のことばかりを考えるようになるため、次の日もまた次の日も同じ夢を繰り返しみるようになってしまうんです。
そんな生活を繰り返して、正気でいられる人間などいませんよね。
ですので、現実が滅ぶ夢は明晰夢でリアルに感じてはいけないんです。

まとめ

明晰夢の現象については、まだまだ分からないことが多いです。
何故なら、人間の脳のメカニズムさえ、まだ完全に解明されていないからです。

だからこそ、明晰夢の中に迷い込むと戻って来れなくなるのかもしれませんね。


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