「綺麗事とはどんな言葉なの?綺麗事の一覧が見たい!」
「綺麗事ばかり言う人や綺麗事が嫌いな人の心理が知りたい」
あなたの近くにも、綺麗事ばかり言う人がいるはず。
そして、綺麗事が嫌いでたまらない方も同じぐらいいるはずです。
では何故、綺麗事が好きな人と嫌いな人に分かれるのでしょうか?
本記事では、綺麗事の一覧を紹介しつつ、綺麗事の賛否についても紹介していきます。
綺麗事の定義って難しいですよね。
名言みたいな言葉も「それは綺麗事だ」って批判する方もいますし……。
そうだね。 本記事では、綺麗事ばかり言う人の心理と綺麗事が嫌いな人の心理も紹介していくね。
その理由は、綺麗事が嫌いな人の心理も影響しているかもしれない。
まずは、綺麗事の一覧をお見せします。
どういう言葉が綺麗事と思われるのかを知れば、綺麗事の意味も見えてくるはずです。
綺麗事の一覧を見れば、綺麗事とはどういう意味かが分かる
綺麗事とは、名言に対して浴びせられる皮肉の言葉です。
名言と呼ばれるようなセリフは正論に聞こえるため、正しい人生の歩み方に思えますよね。
ですが、これらの言葉にはどれも信憑性がなく、誰がやっても必ず同じ結果にはならないというのが反対派の意見となります。
では、実際に綺麗事と言われやすい名言をチェックしてみましょう。
こちらが綺麗事の一覧となります。
- 世の中お金じゃない
- お金がなくても幸せになれる
- 情けは人の為ならず
- 努力は必ず報われる
- 諦めなければ、夢はいつか叶う
- 命はみんな平等
- 命に優先順位はない
- みんな違ってみんないい
- 愛こそすべて
- 生まれながらの罪人はいない
- どんな相手でもいつかは分かりあえる
- 相手を好きになれば、相手からも好かれるようになる
- 結婚相手とは、はじめから運命の赤い糸で結ばれている
- ピンチはチャンス
- 明日はきっとうまくいく
- 明けない夜はない
- 今は辛いかもしれないけど、いつか結果として現れる
- 復讐は何も生まない
- 不倫は悪だからやめたほうがいい
- 中絶は命を絶つことだからやめたほうがいい
- 障害も立派な個性
- 生きてるだけで丸儲け
- 生きてるだけで偉い
- 祈りは通じる
- 奇跡は信じた者の前にしか現れない
- みんなが幸せになれる方法を探す
- 人生はいつでもやり直せる
- 一生、青春
- 60歳を過ぎてもやりたいことにチャレンジすれば、きっと成功する
どうでしょうか。
あなたは、これらの言葉が綺麗事だと思いますか?
それとも、人生に迷ったときに心の支えにしたい名言でしょうか?
その言葉が名言なのか、綺麗事なのかを決める定義は、その人が歩んできた人生によって異なると思います。
たとえば、お金がなくても色々な人に支えてもらいながら生きてきた方は
と思えるはずです。ですが、お金持ちになった途端に、今まで自分に興味がなかった人たちが自分に近づいてくることを経験した場合、「世の中、金がすべて」と断言する人間になるでしょう。
ですので、綺麗事といわれるセリフを言うことがいけないわけではありませんし、反対に綺麗事が嫌いという意見があってもおかしくはないんです。
ただし、絶対にやってはいけないことがあります。
それは、自分の意見を相手に押しつけることです。
たとえば、現実的な話をしている相手に対して、綺麗事ばかりを並べて説き伏せようとするのはいけません。
それはアドバイスではなく、ただ言いたいだけの決めセリフにしか聞こえないからです。
反対に、座右の銘を心の支えにしている相手に対して、「それ、綺麗事にしか聞こえないよ」と否定するのは間違っています。
考え方は人それぞれですので、わざわざ口に出して否定する必要がないからです。
名言が綺麗事かどうかを決めるのは本人次第です。 綺麗事に関しては、子育てでも議論が白熱する問題ですね。 子供には現実の厳しさを教えて育てるべきか。 親としては悩ましい問題ですが、これに関しても子供が興味を持っていることを無理やり否定するのはやめたほうがいいですね。
はたまた、理想の大切さを学ばせたほうがいいのか。
子供にも生き方を決める権利があります。
以上、綺麗事の意味を解説しました。
続いては、綺麗事ばかり言う人の心理を紹介します。
綺麗事ばかり言う人の心理
さきほど説明したとおり、綺麗事をいうこと自体は何も悪くありません。
ですが、中には、口を開けば綺麗事ばかり言う人がおり、あろうこそか綺麗事の哲学を相手に押しつけようとするんです。
では、綺麗事ばかり言う人にはどんな心理が働いているのでしょうか?
大きく分けると3つの性格に分類されます。
- かっこつけたがる性格
- 正義感が強い性格
- 素直な性格
まず、綺麗事を言いたがる人は、他人からの評価を気にする人間が多い傾向にあります。
たとえば、現実的な話は合理的である反面、どうしても『つらい』とか『面倒』といったネガティブな印象を持ってしまいます。
反対に、理想的な話は絵空事に聞こえますが、周りに『夢』や『希望』といったポジティブな印象を与えることができます。
だからこそ、他人からの評価をあげるために、綺麗事ばかり並べてかっこつけようとするんです。
とはいえ、かっこつけたがるタイプはまだマシです。
何故なら、彼らは自分でも綺麗事を言っていると内心は思っているため、彼らの矛盾を指摘してやれば、説き伏せることは難しくありません。
ですが、正義感が強いタイプと素直なタイプは理想主義者の傾向が強いため、こちらが何を言っても聞く耳を持ちません。
正義感が強いタイプは自分の考えが正しいと思っていますし、素直なタイプはそういったリーダーシップが取れる人間の言うことを素直に聞き入れてしまいます。
だからこそ、彼らは綺麗事を世の中の常識のように人に勧めようとするんです。
正義感が強い性格は男性に多いですね。 どちらの性格も一般的にはいい性格ですので、綺麗事を言うのも悪気があるわけではありません。
反対に、素直な性格は女性に多い傾向があります。
だからこそ、ときどき近くにいる人はつらくなってしまうのかもしれませんね。
以上、綺麗事ばかり言う人の心理を解説しました。
最後に、綺麗事が嫌いな人の心理を紹介します。
綺麗事が嫌いな人の心理
「綺麗事を言う人ってホントうざい!」
「SNSのツイートって綺麗事ばかりで気持ち悪い」
綺麗事を聞くたびに、こういった拒否反応が起こってしまう方って意外と多いんです。
では、綺麗事が嫌いな人はどんな心理が働いているのでしょうか?
綺麗事が嫌いな人は3種類の性格に分けることができます。
- 他人を信用しない性格
- 天邪鬼な性格
- 現実主義者な性格
とくに、他人を信用しない性格の人ほど綺麗事が嫌いな傾向にあります。
これは過去の人間関係のトラウマが影響していると言われています。
そのため、綺麗事ばかり言う人は「理想を言っているだけで無責任な人間」だと決めつけてしまいがち。
また、天邪鬼な性格の人も綺麗事は素直に聞き入れられません。
みんながいいと思っていることは、どうしても否定したくなる性分ですので、ついつい綺麗事にも否定的な態度を取ってしまうんです。
そして、やはり現実主義者の人は理想ばかりを追い求める考え方には否定的です。
今まで生きてきた経験から「綺麗事では生きていけない」という答えにたどり着いているため、甘い言葉がつづられた名言には聞く耳を持ちません。
もちろん、ここで紹介した3種類の性格は歪んでいるわけではなく、あくまで考え方の違いから綺麗事を否定しているだけにすぎません。
だからこそ、彼らと綺麗事ばかり言う人を理解し合わせることは、なかなか骨が折れる話なんです。
まとめ
心に響く言葉を名言と呼ぶか、無責任な綺麗事だと否定するかはあなた次第です。
どこまでが名言でどこまでが綺麗事か、友人や家族と一緒に考えてみたら面白いかもしれませんね。
ぜひ、ここで紹介した綺麗事の一覧を見ながら、綺麗事について考えてみてはいかがでしょうか?
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