「外国人から見ると、日本人って不思議な民族なの？」
「日本人特有の能力を教えて！」
国が違えば、文化も異なります。
ですので、日本国内では当たり前のことも、外国人から見れば不思議だと思われる言動もあるんです。
本記事では、日本人は不思議な民族だと言われてしまう日本人特有の能力や常識を紹介します。
日本人はマナーに厳しいという印象があるみたいですね。
編集者・綾瀬
アウトプット編集長 そうだね。
他にも、日本人特有の能力と言われているものが多々ある。
今回は、外国人から見た日本人の不思議な一面を紹介していくね。
日本人は不思議な民族？日本人特有の能力と常識5選
日本は島国なので、他国と比べたら異文化の交流が少ないイメージが強いようですね。
そのためか、日本にしか存在しない常識や文化が外国人には不思議に思えてしまうようです。
「日本人は不思議な民族だ」と外国人に思われてしまう主な理由は以下のとおりです。
- 協調性が強い
- 礼儀正しい
- 時間に厳格な国
- 子供が1人で出歩く
- 宗教に関する考え方
これらの項目がどうして不思議なのか、より詳しく解説していきますね。
協調性が強い
まず、外国人から圧倒的に驚かれる日本人特有の能力は協調性が強いことです。
とくに、まったく見知らぬ相手に対しても空気を読むことができる日本人の言動は、外国人には理解できません。
何故なら、外国（とくにアメリカ）では自己主張を大切にすることを教えられて育っているからです。
そのため、本音と建前を使い分けて会話をする日本人を見ていると、「自己主張しないなんて、不思議な民族だ」と思ってしまうようですね。
アウトプット編集長 外国では、差別に苦しんできた過去を持つ国がたくさんあります。
そういった理由もあり、現在は自由に発言する権利を大切にしているんです。
そのため、あえて自己主張しない日本人の言動は、外国人からは理解できないわけですね。
礼儀正しい
外国人から「日本人は礼儀正しい民族だ」と思われているのをご存知でしたか？
とくに、スーパーのレジでお辞儀をされると外国人は驚いてしまうそうです。
海外ドラマや映画を見れば分かりますが、一流ホテルでもないかぎり、お店の店員はお客さんと親しく話すことのほうが圧倒的に多いですね。
その理由は、平等の精神が関係しています。
たとえ客と店員の関係であっても、そこに主従関係のような差別的な扱いはあってはならないんです。
しかし、日本人は昔から礼儀作法を教わりながら育っているため、自然と礼儀正しい言動を取ってしまいます。
それは外国人からみれば、日本人特有の能力といえるんです。
アウトプット編集長 他にも、「日本人は親切で優しい」というイメージが強いようです。
それもまた、情けは人の為ならずといった日本特有の考え方が影響しているわけですね。
時間に厳格な国
「日本人はマナーに厳しい」と言われる最大の理由は、時間に厳格な国だからです。
「待ち合わせの時間に行くのは当然なんじゃない？」と思われる方も多いと思いますが、30分も前から律儀に待っているのは日本人ぐらいです。
フランスやイタリアの場合、遅れてくるのが普通となっています。
時間に厳格なのは、人間ばかりではありません。
たとえば、日本の場合だと公共の乗り物も時間どおりに到着しますよね。
実は、海外だと電車が遅れることは結構多いんです。
これって、日本だと絶対にありえない話ですよね。
このように、時間に対する考え方も日本と世界では異なっているんです。
アウトプット編集長 もちろん、仕事の場合はしっかりと時間を守る人々は世界中にいます。
しかし、日本人のようにプライベートでも30分前行動をしている民族はほとんどいません。
「他人を待たせたら悪い」というマナーを持っているのは、どうやら日本人ぐらいのようですね。
子供が1人で出歩く
日本でも過保護な親御さんはいますが、それでも自由に子供たちを遊びに行かせる親御さんのほうが多いですよね。
とくに、地方の小学生なら、公園で待ち合わせをしている友達に会いに行くために、1人で自転車に乗っていくこともあるはず。
実はこれ、外国人からみればあり得ない光景なんです。
海外では、子供の誘拐事件が日本以上に多発しており、子供を1人で出歩かせたら犯罪に巻き込まれるという認識のほうが強いんです。
アウトプット編集長 「日本は平和ボケしている」と海外で言われることがあります。
その理由の1つは、子供を1人で出歩かせることなんです。
もちろん、日本でも犯罪に巻き込まれる子供が増えてきました。
ですが、防犯グッズを持たせるだけで、実際に1人で出歩かせないようにする親御さんはいません。
外国人は、そういったところが理解できないようです。
宗教に関する考え方
最後に、宗教に関する考え方も紹介しておきますね。
海外では、何かしらの宗教に入っているのが当たり前となっています。
ところが、日本人に「どんな宗教を信じていますか？」という質問をすると、だいたいは無宗教だと答えてしまうんです。
ちなみに、海外だと無宗教はテロリストの可能性が高いとされているため、無信教という受け答えはNGとなります。
もし、海外で宗教について尋ねられたら、「仏教を信じている」と答えておくのが妥当です。
アウトプット編集長 仏教には色々な宗派があり、あなたの実家も必ず何かしらの宗派でお世話になっているはずです。
ですが、入っているはずの仏教の教えに興味を持っている日本人はほとんどいません。
そのため、「マナーには厳しいのに、どうして宗教には無関心なんだ？」と不思議に思っている外国人は多いんです。
まとめ
日本の常識は、必ずしも世界の常識ではありません。
外国人と交流するときは、そのことを忘れないようにしましょう。
もちろん、日本人特有の能力は外国人の方に尊敬されることも多いので、日本人の心は持ちながら国際交流を続けていくべきですね。
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