言ってはいけないことを言ってしまったときの対処法

「つい、余計なことを言って相手を傷つけてしまった……」
「言ってはいけないことを言ってしまったときの対処法を教えて!」

口は禍の元とはよく言ったもので、何気ない一言が相手を怒らせたり、傷つけたりする原因になりがちです。
では、相手に言ってはいけないことを言ってしまったとき、どう対処すればいいのでしょうか?

本記事では、怒らせてしまった相手の方と仲直りする対処法を紹介します。

編集者・綾瀬編集者・綾瀬

相手を怒らせる気はなかったのに、つい余計なことを言って相手を傷つけてしまうことってありますよね。

アウトプット編集長アウトプット編集長

そうだね。
言ってしまったことは取り消すことができないから、仲直りするためには謝るしかない。
ただし、謝るときには謝り方が重要なんだ。

言ってはいけないことを言ってしまったときの対処法

言ってはいけないことは、大きく分けると2種類あります。

  • 相手が気にしていることなのは知っていたけど、つい言ってしまったとき
    例「また太ったんじゃない?」
  • 相手が気にしているとは知らず、つい言ってしまったとき
    例「意外と身長、低いんですね」

一見すると、相手が気にしていることを指摘したほうが罪が重いように感じますよね。
ですが、相手からすればどちらであってもバカにされたと感じてしまうんです。

ですので、「知らなかったんだから、仕方ないじゃないか」と考えるのではなく、まずは「相手を傷つけてしまったんだから、ちゃんと謝ろう」という気持ちになることが早期解決につながります。

では、どんなことに気をつけながら謝ればいいのでしょうか?
言ってはいけないことを言ってしまったときの対処法は以下のとおりです。

言ってはいけないことを言ってしまったときの対処法
  • 相手の気持ちを想像すれば、謝るときの適切な言葉が見つかりやすい
  • 謝るときは態度や姿勢に気をつける
  • 普通に謝っても許してもらえない相手には手紙が効果的

何故、これらの対処法が効果的なのか、より分かりやすく紹介していきますね。

相手の気持ちを想像すれば、謝るときの適切な言葉が見つかりやすい

言ってはいけないことを言ってしまったとき、多くの人がやりがちな失敗があります。
それはとりあえず謝ることです。

残念ですが、とりあえず謝っただけで許してもらえる確率はきわめて低いと思ってください。
何故なら、相手からすれば、本当に心の底から悪いと思って謝罪しているのかが分からないからです。

たとえば、体型を気にしている彼女に対して「あれ、太ったんじゃない?」と言うのは完全にアウトです。
そして、彼女の気持ちを分かっていない彼氏ほど、謝るときに「太ったとか言って悪かったよ」と言いがち……。
ですが、「太ったとか言って悪かったよ」というような謝罪だと彼女の気持ちをまるで分かっていないので、彼女をさらに怒らせてしまう可能性があるんです。

誤っても彼女に許してもらえない彼氏

ですので、言ってはいけないことを言ってしまったときは、まず謝る前に必ず相手の気持ちを考えるようにしましょう。
相手の気持ちが分かれば、相手がどうして傷ついたのかが分かってくるため、謝罪するときの適切な言葉が自然と思いつくようになるんです。

先ほどの例でいえば、体型を気にしている彼女に対して「あれ、太ったんじゃない?」と言ってしまったとき、多くの人は『太った』というワードがいけなかったと気づくはずです。
ですが、どうして太ったと言っただけでそこまで怒っているのかは考えているでしょうか?
もし、深く考えられるようになれば、体型を気にしている彼女はダイエットをしていたから激怒したと予想できるようになります。

つまり、体型を気にしてダイエットを続けているのに、なかなか体重が減らずにイライラしていた可能性があるわけです。
そんなとき、彼氏に「あれ、太ったんじゃない?」と言われたら、彼女がブチギレてしまうのも無理はありませんね。

このように、傷つけてしまった相手の気持ちを想像すれば、相手が怒っている本当の原因が見えてきます。
あとは、その原因も含めて謝罪することができれば、相手に許してもらえる可能性はグッと高まるはずです。

アウトプット編集長アウトプット編集長

ダイエットを実践しているのになかなか痩せられない彼女に対して「最近、太った?」と言ってしまったときは、ダイエットの話題に触れながら謝罪しなければなりません。

「ダイエットを頑張ってるのに、無神経なこと言ってごめんな。明日からオレも一緒にダイエット付き合うよ」
こういった謝罪ができるようになれば、言ってはいけないことを言ってしまったときでも対処することができます。

謝るときは態度や姿勢に気をつける

適切な言葉で謝罪しているのに、相手がなかなか許してくれないこともあるでしょう。
そういうときは、あなたが謝罪しているときの態度や姿勢が原因の可能性があります。

とくにありがちな失敗は、男性が女性に謝罪するときの態度ですね。
男性は女性よりも身長が高いことが多いため、どちらも立っていると、男性は女性を見下ろした状態で謝罪することになります。
ですが、これだと偉そうな態度に見えてしまうため、女性側はどうしても許す気になれないんです。

ですので、謝罪するときは前かがみになるのが効果的な姿勢となります。
つまり、謝罪するときは頭を下げるのが基本中の基本というわけですね。

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怒らせた相手がもともと仲のいい人だったら、「謝れば、すぐに許してもらえるだろう」と思っている人が多いです。
そのため、謝罪も雑になりがちなんですよね。
ですが、親しき仲にも礼儀ありとはよく言ったもので、仲がいい人ほど怒らせると長引くものなんです。

ですので、相手が誰であっても、言ってはいけないことを言ってしまったときは、しっかりと頭を下げて謝罪したほうが早く許してもらえます。

普通に謝っても許してもらえない相手には手紙が効果的

最後に、普通に謝ってもなかなか許してもらえない相手に謝罪する方法を紹介しておきますね。

人には色々な性格があります。
ですので、謝られてもすぐには他人を許せない方もいるんです。

もし、普通に謝っても許してもらえないと思ったときは、手紙で謝罪するのがオススメです。
手紙の利点は、面と向かっては言いづらいことも言葉にしやすいことですね。
また、手紙をもらった側もあなた自身の本音が聞けるため、会話よりも許しやすくなるんです。

「でも、自分は文章力がないから、手紙で何を書いていいか分からない」という方も安心してください。
実は、手紙の文章は短くても謝罪の気持ちが伝わりやすいんです。
ですので、手紙に書くことが思いつかない方は、以下の言葉だけを手紙に書いてください。

「ごめん。(相手の名前)、ごめん。」

「えっ?これだけで大丈夫?」と思いたくなるところですが、人間は言葉が足りない文章を見たとき、自分で足りない部分を想像し、適切な言葉を補うものなんです。
なので、短い謝罪文であるにもかかわらず、相手の思い通りの謝罪文に、相手が勝手に作り変えてくれますので、短い謝罪文でも謝罪効果が期待できるんです。

アウトプット編集長アウトプット編集長

手紙が難しいときは、メールやLINEで代用することもできます。
ただし、メールやLINEだと気軽な印象を相手に与えてしまうため、どうしても効果は薄くなってしまうので注意しましょう。

まとめ

もちろん、言ってはいけないことを言わないようにする努力が1番大切です。
ですが、つい余計なことを言ってしまうのが人間だと思います。
そういうときは、ぜひここで紹介した対処法を実践してみてくださいね。


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