プレッシャーをかける人の心理

「プレッシャーをかける上司はパワハラにあたる?」
「プレッシャーをかける人の心理を教えて!」

プレッシャーとは、精神的な圧力のことです。
社会で生活していると、このプレッシャーを日々感じるようになります。

ただ、世の中には「この人、わざとプレッシャーをかけるの?」と疑ってしまうぐらいプレッシャーをかけてくる人もいますよね。
そういう人は、いったいどんな心理状態なのでしょうか?

本記事では、プレッシャーをかける人の心理について解説していきます。

編集者・綾瀬編集者・綾瀬

確かに、部下にプレッシャーをかけまくる人っていますよね。

アウトプット編集長アウトプット編集長

そうだね。
ときには、親からのプレッシャーに悩むこともあるはず。

本記事では、プレッシャーをかける人の心理について深く考えてみよう。

プレッシャーをかける人の心理

プレッシャーをかける人の心理は以下のとおりです。

プレッシャーをかける人の心理
  • 【期待】プレッシャーをかけている相手を成長させたい
  • 【性格の問題】そもそも、プレッシャーをかけている自覚がない
  • 【逆説】プレッシャーを生み出しているのはあなた自身のケース

どういうことなのか、それぞれの心理について分かりやすく解説していきますね。

【期待】プレッシャーをかけている相手を成長させたい

プレッシャーはストレスに繋がるものなので、あまりいい表現だと思っていない方も多いはず。
ですが、プレッシャーは裏を返せば期待ととらえることができます。

いい例なのは、親の言葉ですね。
親の言葉がプレッシャーに感じることも多々ありますが、よくよく考えると自分のためにかけてくれている言葉であることに気づけるはずです。
つまり、プレッシャーは相手を成長させるための方法だといえるんです。

アウトプット編集長アウトプット編集長

適度な緊張状態は、失敗を防止する効果があると言われています。
そういった意味でも、プレッシャーを与えることは相手の成長につなげることができるんです。

【性格の問題】そもそも、プレッシャーをかけている自覚がない

相手にプレッシャーをかけたことがない方にとっては、他人にプレッシャーをかける人の心理が分からないと思います。
ただ、人によってはプレッシャーをかけている自覚がない場合もあるので注意が必要です。

たとえば、高圧的な態度ばかりをする人は、相手にプレッシャーをかけているというよりも、ただ自分の今の気持ちを吐き出したいだけなんですよね。
こういった人間は好き放題しているだけなので、もし上司が同じタイプなら退社を検討したほうがいいレベルだと思います。

【逆説】プレッシャーを生み出しているのはあなた自身のケース

さて、プレッシャーについて色々と説明してきました。
ただ、目に見えないプレッシャーは、本当に相手から発せられているものなのでしょうか?

実は、プレッシャーとは相手から発せられるものではなく、自分の中で生み出されるものなんです。
確かに、親から過度な期待をかけられることはあります。
ですが、その期待をプレッシャーに感じるかどうかは、本当のところはあなた自身の問題なんです。

ですので、プレッシャーを重荷に感じるときは、まずは今の状況を冷静に分析してみてください。
そのプレッシャーは、本当に相手からかけられているものでしょうか?
自分の中で、過度にプレッシャーを大きくしていませんか?
この心理が分かるだけでも、あなたが抱えているプレッシャーの問題は和らぐと思います。


以上、プレッシャーをかける人の心理について解説しました。

最後に、よく議論になる「プレッシャーをかける上司はパワハラになる?」という話についても紹介しておきますね。

プレッシャーをかける上司はパワハラ?

ここまで記事を読んでいる方なら、プレッシャーをかける上司はパワハラにあたるのか、なんとなく想像できるかもしれませんね。

プレッシャーは目に見えないため、相手がどんな意図でプレッシャーをかけているのか、そもそもプレッシャーをかけている自覚があるかどうかも分かりません。
ですので、「プレッシャーをかけられた!」という理由だけで上司のパワハラを立証することは難しいと思います。
ただし、プレッシャーの動機となった上司の言動でパワハラが立証できる可能性は高いです。

なので、パワハラだと感じたときは、上司から具体的にどんなことを言われたのかをしっかりとメモしておきましょう。

まとめ

プレッシャーをはねのけて成功する人もいますが、プレッシャーに押しつぶされて心が病んでしまう方もいます。
プレッシャーに耐えられる度合は人によって異なりますので、プレッシャーに悩んでいる方は話を聞いてくれる友人や家族に、今の悩みを相談してみるといいです。
身近に相談できる相手がいない場合は、心療内科やメンタルクリニックでプロの医師に相談してみましょう。


読まれている記事