「飲み会に誘われてるんだけど、上手な断り方ってないかな?」
「当たり障りのない断り方を知りたい」
社会で生きていると、必ず他人から誘われることがあります。
興味のある誘いならいいのですが、中には行く気にならない誘いもあるはず。
本記事では、あなたにとってベストな断り方が選べるように例文を交えて紹介していきます。
誘いを断りたい気持ちはあるけど、相手との関係を考えるとなかなか強く言えないときもありますよね。
そういうときこそ、ベストな断り方を選ぶべきなんだ。 まずは、どんな断り方があるのかをしっかりと覚えておこう。
断り方には3種類あります。
ぜひ、それぞれのメリットとデメリットを覚えて使い分けられるようになりましょう。
断り方は『はっきり断る』『上手に断る』『やんわり断る』の3種類ある
断り方は、大きく分けると3種類あります。
それは『はっきり断る』『上手に断る』『やんわり断る』の3種類です。
それぞれの断り方の特徴を詳しく紹介していきますね。
断り方1・はっきり断る(自分の正直な気持ちをはっきりと伝える断り方)
はっきり断るとは、自分の正直な気持ちを相手に伝える断り方です。
この方法だと相手の誘いを完全に否定することができるため、どんな断り方よりも効果的に相手を諦めさせることができます。
ただし、はっきり断る方法は相手の意見を真っ向から否定しているわけですので、あなたの性格や考え方を理解してくれる相手でなければ関係が壊れてしまう可能性があります。
たとえば、友達からの誘いをはっきりと断っても関係が壊れる危険性は少ないですが、ママ友の誘いをはっきり断ると関係が壊れかねませんよね。
このように、はっきり断る方法はあなたとの関係が揺るがない相手、もしくは関係が壊れても差し支えない相手に対してベストな断り方となります。
はっきり断る方法は、相手から嫌われやすいです。 なので、しっかりと相手に対してフォローの言葉を添えておきましょう。 「誘ってくれて嬉しいんだけど……」 こういった言葉を添えてから断れば、ぶっきらぼうに断るよりも印象が良くなります。
どんな理由であれ、相手の意見を否定しているわけですので、こればかりは仕方がありません。
「本当に申し訳ないんだけど……」
以上、はっきり断るときのメリットとデメリットを解説しました。
続いては、上手に断る方法について紹介していきます。
断り方2・上手に断る(相手の納得が得られる理由を伝える断り方)
上手に断るとは、相手の納得が得られる理由を伝える断り方です。
この方法だと「誘ったタイミングが悪かった……」という印象を相手に与えることができるため、どんな断り方よりも相手を傷つけずに済ませることができます。
ただし、上手な断り方だと誘いそのものが嫌だったことを相手に気づいてもらえませんので、相手から何度も誘われる可能性が高いです。
また、上手に断る理由の9割は嘘をつくことになります。
そのため、嘘を考えつく想像力、嘘を突き通す演技力が必要になるでしょう。
このことから、上手な断り方は嘘をついてでも良好な関係を続けていきたい相手に対してベストな断り方となります。
たとえば、取引先の誘いなどが多いビジネスシーンでは、上手な断り方を覚えておくと重宝しますね。
断り方について紹介している書籍やサイトでは、この上手に断る方法を推している傾向にあります。 今日の誘いを上手に断ることができたとしても、今後は明日、誘われるかもしれません。 もし、嘘をつき続ける自分が嫌だと思うようになったら、はっきり断る方法にシフトしましょう。
ですが、そのほとんどはデメリットについてあまり言及していないです。
何度も断るうちに、きっとあなたの断る理由が嘘だとバレる日がくるでしょう。
以上、上手に断る方法について解説しました。
続いては、やんわり断る方法について紹介していきます。
断り方3・やんわり断る(相手に疑問をもられやすい理由を伝える断り方)
やんわり断るとは、相手に疑問をもられやすい理由を伝える断り方です。
たとえば、「今日、予定があって……」のように、明確な理由を伝えないで断ります。
一見すると、やんわり断る方法は中途半端なため、あまり効果が期待できないように感じるかもしれません。
ですが、上手に断る方法とは異なり、相手に「どうして断られたんだろう?」と疑問にもたれやすいため、やんわり断り続けることであなたが誘いを避けているという意思を相手に暗に示すことができます。
そのため、やんわり断る方法は異性からのデートの誘いを断るのに最適な方法だといえます。
とくに、会社の上司や先輩だと関係をキッパリ切るわけにはいかないので、やんわり断り続けることで誘いを拒否していると気づいてもらうのが賢い断り方だといえるでしょう。
やんわり断る方法は、多くの人が知らず知らずに行っている断り方ですね。 あまり賢くない断り方のように見られがちですが、相手に分からせるという意味では非常に効果的な方法だと思います。 はっきり断る勇気がなく、けれど上手に断る自信もないときは、やんわり断り続けるのもアリです。
以上、3種類の断り方について解説しました。
それぞれの断り方の特徴が分かったところで、いよいよ実際にどうやって断るのかを紹介していきます。
まずは、飲み会の断り方についての例文をお見せします。
飲み会の断り方【例文あり】
誘われて困りやすいのは、やはり飲み会ですよね。
ここでは、とくにありがちな会社の飲み会についての例文を紹介しておきましょう。
飲み会をはっきり断る
会社の飲み会をはっきり断る勇気が持てる日本人は、あまり多くいません。
ですが、会社の飲み会が楽しいと思える日本人もほとんどいないはず。
もし、飲み会をはっきり断ろうと考えているのなら、1人ではなく2人以上で断るほうがいいです。
そのほうがリスクを分散させることができますので、なるべく飲み会に参加したくない同僚を増やすことに力をいれましょう。
会社の幹事「職場の仲を深める飲み会なんだから、参加してくれないと困るよ」
あなた「飲み会を強制すると労働時間に当たります。賃金が発生しないのなら、時間外労働は行いません」
あまり知らない方も多いようですが、会社は飲み会を強制させると労働時間になってしまいます。
そのため、 んです。
もちろん、この例文のようにはっきり断るのは相当な勇気が入ります。
もし、勇気が持てない方は、飲み会を上手に断る方法を覚えてください。
飲み会を上手に断る
会社の飲み会を断るときは、上手に断るのが1番です。
あなたは今後も会社で働き続けるわけなので、会社の人たちとは円満な関係を保っていたほうがいいでしょう。
あなた「体調が悪いので、今日の飲み会はいけそうにありません。
すごく楽しみにしていたので、行けなくなって残念です」
当たり障りのない断り方といえば、やはり仮病ですね。
体調が本当に悪いかどうかは本人にしか判断できないので、これほど都合がいい言い訳は他にありません。
ですので、仮病は上手な断り方の鉄板の言い訳となります。
もっと確実に断りたいのなら、飲み会の当日に会社を休んでしまうのもアリです。
飲み会をやんわり断る
飲み会をやんわり断るのはオススメできません。
やんわり断る方法は個人との関係だと効果が期待できますが、会社のような多人数が相手だと効果が薄れてしまうからです。
飲み会をやんわり断るぐらいなら、いっそのことはっきり断ってしまったほうが潔いと思います。
以上、飲み会を断る方法を例文で解説しました。
続いては、遊びの断り方について紹介していきます。
遊びの断り方【例文あり】
遊びの誘いは、他の誘いと比べて断りやすいですね。
何故なら、遊びの誘いは当日に声をかけられることがほとんどだからです。
つまり、「え、今日?うーん、ちょっと予定があって……」と言えば、だいたいの遊びの誘いは簡単に断ることができます。
ですが、慎重に断らないといけない誘いもあります。
それは、先輩からの遊びの誘いと恋人からの遊びの誘いです。
もちろん、あなたにとって嫌いな先輩や別れたい恋人だったら、どんな断り方をしても問題はありません。
ですが、嫌いというわけではないけど、「今日は遊ぶ気になれないんだよな……」というときもあるはず。
そういうときは、どうやって遊びの誘いを断ればいいのでしょうか?
遊びをはっきり断る
嫌われたくない相手からの誘いを断るとき、はっきり断るのは得策ではありません。
何故なら、断るという言動は相手からすれば否定にあたるからです。
どんなにあなたが正しくても、相手は否定されてしまうと傷つくもの。
とくに、恋人の誘いをはっきり断るのはNG行為です。
もちろん、1度ぐらいはっきり断っても嫌われることはありません。
ですが、はっきり断ることを繰り返してしまうと2人の関係に溝を作ってしまう恐れがあります。
なので、遊びの誘いは上手に断るといいです。
遊びを上手に断る
遊びの誘いを断るときは、上手に断る方法を選びましょう。
上手に断ることができれば、相手との関係を円満のまま続けることができます。
恋人「ねえ、週末って休みなんでしょ?どっか遊びにいこうよ」
あなた「週末は友達と遊ぶ約束してたんだ、ごめんね。今日の仕事終わりなら遊べるけど、どう?」
遊びの誘いを上手に断る最大のポイントは、断る理由ではなく、遊びをキャンセルした埋め合わせをしっかりと示すことです。
例文の場合、「今日の仕事終わりなら遊べる」と埋め合わせをしていますよね。
ちなみに、埋め合わせの日を『今日』にしているのは、だいたいの人はすでに今日のスケジュールが埋まっているはずなので、「ごめん、今日は無理」と相手から断ってくれるからです。
つまり、相手に遊びの誘いを断らせて罪悪感を与えることができれば、
というわけです。もちろん、「今日でもいいよ」と相手に言われてしまうかもしれません。
ですが、週末の貴重な1日を遊びに潰さなくて済むことになりますので、被害は最小限にとどめることができるんです。
相手の方と今後も関係を続けていくのなら、すべての誘いを断つことはできません。
そういうときは、よりあなたの時間が使われない日を犠牲にするようにしましょう。
遊びをやんわり断る
はっきり断る方法と同様に、遊びの誘いをやんわり断るのもオススメしません。
やんわり断る方法は、相手に嘘をついているのが薄々バレてしまいますので、相手の方とケンカになる恐れがあるからです。
ですので、遊びをやんわり断っていいのは、相手との関係をそのうち終わらせたいときですね。
はっきり断って問題が大きくなるのが面倒だと思う方は、やんわり断り続けるといいでしょう。
以上、遊びの断り方について解説しました。
続いては、告白の断り方について紹介してきます。
告白の断り方【例文あり】
告白は相手にとって大きな決断です。
そのため、あなたの返事によって相手の今後の人生が左右してしまいます。
だからこそ、あまりタイプではない相手からの告白は「どうやって断ろうか……」と悩んでしまうはず。
ここでは、はっきり断る重要性について紹介していきたいと思います。
告白をはっきり断る
相手の告白をはっきり断るのは、かなりの勇気が入ります。
本記事で何度も紹介しているとおり、断るという言動は相手の意見を否定する行為だからです。
つまり、告白をはっきり断ることは、あなたを好きだと言ってくれた相手を完全否定することになります。
「ちょっと荷が重い……」
そう思ってしまうのも無理はありません。
ですが、相手が本気で告白をしているときは、それに誠心誠意をもって答えるのがあなたの義務だと思います。
あなたに嫌われないかぎり、その相手はあなたに未練を持ち続けることになります。
そうならないためにも、あなたは告白をはっきりと断って嫌われたほうがいいです。
告白する相手「あの……もし、良かったら……」
あなた「ごめんなさい」
実は、告白を断る理由なんて必要ありません。
相手にとって告白の答えは、『はい』か『いいえ』の2拓だからです。
むしろ、相手を傷つけないような理由をつけたほうが、逆に相手を傷つけてしまうので注意しましょう。
告白を上手に断る
告白を断るとき、上手に断ってはいけません。
何故なら、相手を傷つけないように上手に断ってしまうと、相手の方に「もしかして、脈があるってことかも」と勘違いされる危険性があるんです。
「え、さすがに断ってるのに、脈があるとは思わないのでは?」
いえ、そんなことはありません。
恋をしている人間は、自分の都合のいいように自己解釈してしまうことが多いです。
そのため、告白を上手に断ってしまうと、断られたことに気づいてくれないこともしばしば。
あとあと問題にならないように、しっかりと断っておいたほうが無難です。
告白をやんわり断る
あまりオススメはしませんが、どうしてもはっきり断る勇気が持てない場合はやんわり断ることもできます。
ただし、さきほども説明した通り、理由をつけて断ってしまうと、相手に告白が失敗したと気づかれないので注意してください。
ここで紹介するやんわり断るとは、言葉ではなく行動で示し続ける方法です。
たとえば、相手があなたと2人っきりになろうとしたら、あなたは露骨に避け続けるようにします。
また、喋りかけられても表情を変えず、極力、返答もしないようにしてください。
ここまですれば、さすがにあなたから避けられていることが分かりますので、告白そのものを諦めてくれる可能性があります。
ただし、冒頭でもお話ししましたが、この方法は誠意に欠けるのでオススメはできません。
また、告白してくる相手が先輩や上司だったら無視するのには限界があると思いますので、はっきりと断っておいたほうがいいでしょう。
以上、告白の断り方について解説しました。
最後に、しつこい相手からの断り方について紹介していきます。
しつこい相手からの断り方【例文あり】
世の中には、自分の意見を押しつけようとする方がいます。
とくに、ナンパ男のデートの誘いがいい例ですね。
そのため、あなたがどんなに丁寧な言葉で断っても「分かった、じゃあこっちが全部払うからさ」とか「きっと、君にとってもプラスになるよ」などと言い始めるはず。
ですので、こういったしつこい相手から誘われるときは、『はっきり断る』『上手に断る』『やんわり断る』では断ることが難しいです。
そういう相手には、以下の例文のやり方が1番効果的です。
しつこい相手「ねぇねぇ、良かったら飲みに行かない?」
あなた「…………」
会話は、言葉を交わすことで成立します。
ですので、関係を断ちたい相手に話しかけられたときは、シカトするのが1番です。
避けるように行動すればだいたいの人は諦めてくれますが、それでもしつこい場合は誰かに助けを求めることも考えたほうがいいでしょう。
当たり障りのない断り方の例文が分かるオススメの本
もっと当たり障りのない断り方の例文が知りたいときは、良書から断るすべを身につけるといいです。
ここでは、当たり障りのない断り方を例文形式で学べる本をいくつか紹介しておきますね。
なぜか印象がよくなるすごい断り方
なぜか印象がよくなるすごい断り方は、クレーム対応研修のスペシャリストが手がけた書籍です。
キッパリと断る方法が書かれているため、非常に役立つ1冊。
絶妙な断り方の技術
絶妙な断り方の技術は、ビジネスでよくある「断りたいけどなかなか断れない……」という状況を打破できる方法が学べる良書。
「断れなくて損している」を簡単になくせる本
相手からの誘いにNOが言えるだけで、あなたは幸せになることできます。
ラクに生きられる方法を30のルールで紹介された一冊。
嫌われる勇気
嫌われる勇気は、対人関係の悩みを解決するすべがまとめられた書籍です。
誘いを断る理由を明確にできると思いますので、断れないことに悩んでいる方にはオススメの一冊。
まとめ
もちろん、何でもかんでも断るのが正しいというわけではありません。
誘ってもらったおかげで、新たな発見や出会いが訪れることもあります。
ですが、どうしても遊びにいく気分にならない日も人生にはあるはず。
そういうときは、ぜひ断るテクニックを実践してみてくださいね。
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