ポリコレのやりすぎがうざい理由

「ポリコレがうざいと言われるのはどうして?」
「ポリコレはやりすぎるとエンターテインメントがつまらなくなる理由を教えて!」

ドラマ・アニメ・映画・ゲームといったエンターテインメントにおいて、ある話題が注目されています。
それはポリコレ問題です。

本記事では、どうしてポリコレがエンターテインメント業界に影響を与えているのかを紹介していきます。

編集者・綾瀬編集者・綾瀬

ディズニーもポリコレ問題が指摘されるようになりましたよね。

アウトプット編集長アウトプット編集長

そうだね。
大手企業ほどポリコレを意識するようになるため、結果としてコアなユーザーから批判されることが多いんだ。

本記事では、どうして大手企業がポリコレを意識しすぎるようになったのかも分かりやすく紹介していくね。

そもそもポリコレとは?企業はどうしてポリコレを意識しすぎるの?

ポリコレの問題を議論するのなら、そもそもポリコレとは何なのかを改めて理解しておく必要があります。

ポリコレとは、ポリティカル・コレクトネスの略称です。
日本語なら政治的正しさと訳すことができるのですが、これだとちょっと意味が分かりづらいかもしれませんね。

ポリコレの意味を分かりやすくいうと、社会にいる特定のグループを差別したり、不利益になるような政策を行ったりしないことですね。
たとえば、黒人差別やLGBT差別もポリコレによって守られています。

さて、ここまで説明すれば、どうして企業がポリコレを意識しすぎるのかが分かったはずです。
もし、企業がポリコレ精神の欠けたコンテンツを世に出してしまったら、たちまち世間からバッシングされてしまいます。
さらに、ポリコレに反した企業は不買運動の対象となりやすいため、企業の存続にかかわる大問題に発展しやすいんです。
だからこそ、企業はポリコレを過剰に意識しなければなりません。

ですが、このポリコレによって企業は別の問題を抱えることになります。
それは、企業の商品を購入しているユーザーからの不満なんです。

ポリコレのやりすぎはうざい?ポリコレはつまらなくなるのか?【映画の面白さはストーリーです】

ポリコレ問題は、とくにエンターテインメント業界に大きな影響を与えています。
何故なら、自由な発想のままコンテンツを作ることができなくなったからです。
その代表的な例としてあげられるのが、ディズニー映画のポリコレ問題となります。

根強いディズニーファンの中には、「今のディズニーはパリコレのやりすぎが目立つ」「昔よりもつまらなくなった」とポリコレを意識した作風がうざいと批判する人が多いんですよね。
では、ディズニー映画の一体どういうところがポリコレだと指摘されるのでしょうか?

ディズニー映画がポリコレのやりすぎと言われるポイント
  • 必ずしも美人のヒロインやイケメンの王子さまが登場しなくなった
  • 年々、黒人の登場人物が増えている

ポリコレは、肌の色やジェンダー問題だけの話にとどまりません。
実は、ヒロインの顔立ちさえもポリコレ問題に該当することがあるんです。
つまり、「美人でないとヒロインにはなれないのか?」というポリコレにひっかかるわけですね。
そのため、ディズニー映画がお得のシンデレラストーリーは、パリコレによって封じられてしまったと言えます。

他にも、リトルマーメイドの実写版では、ヒロインのアリエル役が黒人の女優になったときも大きな話題となりました。
根強いディズニーファンの中には、「黒人を採用したのは、演技力ではなくポリコレを意識してるからだ」と批判の声もあがりましたね。

こういった変化があるため、ディズニー映画はポリコレのやりすぎでつまらなくなったと指摘されているんです。

アウトプット編集長アウトプット編集長

では、本当にポリコレのせいでエンターテインメントがつまらなくなるのでしょうか?
これに関していえば、答えはNOであると断言することができます。

ディズニー映画で例えるなら、ストーリーが面白ければポリコレを意識しても映画は面白くなるからです。
ではどうして露骨に批判されてしまうのかというと、ポリコレがあるから面白くないという決めつけで映画を評価している差別の心が何よりの問題点なのではないでしょうか?

もちろん、制作側もパリコレをうまく取り入れる工夫は必要だと思います。
ですが、作品を鑑賞する側が嫌いという感情を持っている時点で、作品を正しく評価することはできません。
ですので、もし映画がつまらないと思ったときは、あくまでストーリーだけを批判するべきだと思います。

まとめ

確かに、世の中にはポリコレを意識しすぎた露骨なコンテンツが数多くあります。
ですが、それは製作者側のアイデアが足りないだけで、ポリコレそのものが悪いわけではありません。

ぜひ、ポリコレについて正しい理解を深めたうえで、企業のコンテンツを評価してくださいね。


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