高校生活での協調性のエピソード

「協調性のエピソードがないんだけど、何か参考になる例文を教えて!」
「協調性を大切にするってどういう意味?」

企業が欲しがる人材は協調性がある学生です。
ですので、協調性があるエピソードを自己PRに盛り込むだけで、面接官にいい印象を与えることができます。

ですが、協調性のエピソードが思い浮かばずに悩んでいる高校生の方もいるはず。
本記事では、協調性のエピソードがない人でも書ける例文をいくつか紹介します。

また、協調性を大切にするという意味を知りたい方にも役立つ記事となっておりますので、ぜひ最後までお読みください。

編集者・綾瀬編集者・綾瀬

協調性のエピソードって考えつきそうで、なかなかいいものが思いつかないですよね。

アウトプット編集長アウトプット編集長

そうだね。
でも、協調性を自己PRに盛り込むと面接官に好印象を与えるから、協調性のエピソードがないという理由だけで諦めるのはもったいないんだ。

本記事では、協調性のエピソードがない高校生でも書ける例文をいくつか紹介していくね。

まずは協調性を大切にする意味を正しく理解しておこう

「早く自己PRに書ける協調性のエピソードを教えて!」と思っている就活生の方もいるでしょうが、その答えを急いではいけません。
何故なら、その前に協調性を大切にする意味について正しく理解しておく必要があるからです。

もし、協調性を大切にする意味が分からないのに、面接で協調性について話してしまうと「では、あなたが理想とする協調性はどんなものですか?」といった質問をされたとき、まともに解答できなくなってしまう恐れがありますよね。

ですので、あとで教える例文の意味を正しく理解するためにも、まずは協調性を大切にする意味についてしっかりと学んでいきましょう。

協調性とは、自分とは異なる性格や意見を持った他者と協力したり、助け合ったりする能力を意味する言葉です。
企業は、この協調性を大切にする人材をほしがっています。
何故なら、企業は組織で動いているため、1人が身勝手な行動をしてしまうと一緒に働いている他の社員に迷惑がかかってしまうからです。

ですので、日ごろから協調性を大切にする学生を企業は雇用したいと思っているわけですね。

「つまり、協調性って相手のやり方に合わせておけばいいんでしょ?」思った方は要注意です。
実は、相手の言いなりになるだけでは協調性とは言いません。
それでは、相手を助けているとは言わないからです。

協調性を大切にするのなら、相手ばかりに仕事を任せるのではなく、仕事の質をあげるために自分も意見や努力を惜しまない姿勢が重要となります。
これが本当の意味で協調性を大切にする人間の在り方となります。

アウトプット編集長アウトプット編集長

「バイト先では、協調性を大切に仕事をしていました」という自己PRを面接で言ってしまう就活生さんって多いんですね
ただ、これを言ってしまうと「具合的には?」と面接官に聞かれて、ついつい
「店長の指示をちゃんと守りながら仕事をしました」と答えてしまいがち。
これでは、面接官にいい印象を与えることはできません。

もし、協調性を大切にする意味がしっかりと頭に入っていれば、「〇〇したほうが売り上げが伸びるのではないかと進言したら、バイト先の店長さんに褒められました」と模範解答のような受け答えができるようになります。

以上、協調性を大切にする意味を解説しました。

続いては、協調性のエピソードがない高校生でも自己PRに使える例文を紹介します。

協調性のエピソードがない高校生はこの例文で勝負!

さきほどの説明を聞けば、協調性を大切にするとはどういう意味なのか、正しく理解できたはずです。
その知識が頭に入っているのなら、あとは自己PRで発言する協調性のエピソードを考えるだけで面接を突破できるようになります。

ただ、「部活とかやってこなかったから、協調性のエピソードがない!」と悩んでいる高校生の方も多いはず。
そういった高校生でも自己PRとして発言できる協調性のエピソードを例文で紹介しておきますね。

体育祭で協調性のエピソードを作る例文

体育祭の種目で綱引きがあったのですが、クラスのほとんどが文科系だったので腕力に自信がある生徒は1人もいませんでした。
ですが、私たちは目標とした優勝のためにみんなで話し合い、放課後に集まって筋トレを始めることにしました。初めての本格的な筋トレに根をあげる仲間もいたのですが、私は「大丈夫、頑張ろう!」と励まし、一緒にトレーニングを続けました。
優勝こそ逃したものの、仲間たちと一致団結して頑張った日々は、私に協調性の大切さを教えてくれました。

体育祭がない高校はありませんし、団体戦がない体育祭も存在しません。
ですので、体育祭は協調性のエピソードを書くには最適な題材といえますね。

宿泊研修で協調性のエピソードを作る例文

宿泊研修では、班の仲間とともに行動し、目的地を目指すオリエンテーリングという課題がありました。
正直、地図を見るのに慣れていない私たちは、最初、戸惑ってしまいました。
しかし、班になった仲間と意見を出し合いながら進んでいった結果、なんとか目的地にたどり着くことができました。
このとき、私は1人でできないことも仲間たちと協力すれば、どんな問題も解決できることを知りました。
それからは、協調性を重んじて行動することを心がけています。

宿泊研修や修学旅行のことを聞かれたら、ついつい楽しいことばかり思い出してしまいますよね。
ですが、実は宿泊研修や修学旅行は仲間との協調性が試される行事でもあるんです。
ですので、協調性のエピソードを語るにはもってこいの題材といえるでしょう。

文化祭で協調性のエピソードを作る例文

文化祭の出し物を何にするか、みんなで話し合いました。
私は定番のお化け屋敷を推していたのですが、クラスの出し物はファッションショーに決まりました。
確かに、定番の出し物よりもファッションショーのような斬新なもののほうが盛り上がるなと思い、私も賛成しました。
そのかわり、文化祭は10月に開催することもあり、私はハロウィンを取り入れたファッションショーがいいと提案しました。
これにはみんなも賛同してくれました。
仲間たちとともに作り上げたファッションショーは見事に成功し、私は協調性の大切さを学ぶことができました。

この例文では、相手の意見に賛成しつつ、最後には自分の意見を主張していますよね。
つまり、協調性の大切さをアピールするには理想的な形だといえるでしょう。

ぶっちゃけた話、多数決で手をあげることも自分の意見を主張したことになりますよね。
ですので、あとは前後をうまく組み合わせるだけで、ある程度のエピソードは完成させることができます。

まとめ

一般的な高校に通っている学生なら、協調性のエピソードがないということはあり得ません。
何故なら、仲間たちと協力する素晴らしさを学ばせることが学校行事の目的だからです。

ぜひ、あなたの学校生活をよく思い出し、最高の自己PRを考えてみてくださいね。


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