広告ブロックはやめてという批判の声

「広告ブロックの利用者はモラルがないってどういう意味なの?」
「広告ブロックはやめてという批判の声がある理由を教えて!」

広告ブロックとは、webサイトに表示される広告を制限する機能のことです。

広告ブロックには2種類のタイプがあります。
1つは、iphoneやandroidのスマホの機能として設定できる広告ブロック。
ただし、これは広告の種類を制限するものであり、完全に広告をOFFにすることは難しいです。

もう1つ、アプリを使った広告ブロックもあります。
とくに有名なのはアドブロックと呼ばれるアプリであり、youtubeで表示される広告さえもOFFにすることができてしまうんです。

ユーザーからすれば、邪魔な広告をなくせるため、広告ブロックはとても有能なアプリだと思いますよね。
ところが、「広告ブロックはやめて!」という批判の声も多いんです。

本記事では、広告ブロックはやめてほしいという批判の声がある理由を紹介していきます。

編集者・綾瀬編集者・綾瀬

広告ブロックはモラルに欠けているという話を聞いたことがあります。
ユーザーの立場からすると、どういう意味なのかまったく分からないですよね。

アウトプット編集長アウトプット編集長

そうだね。
でも、ブロック広告は広告を提供する側からすると、モラルに欠けている行為だと思われているんだ。
その理由を分かりやすく紹介していくね。

広告ブロックはやめてという批判の声がある理由はモラルが原因

広告ブロックはやめて(とくにアドブロックはやめてほしい)という批判の声をあげているのは、広告会社広告を掲載しているwebサイトの管理者となります。
彼らが主張しているのは、広告ブロックはモラルに欠けているということです。

一般のユーザーからすれば、「広告ブロックはモラルがないってどういう意味?」と首を傾げてしまいますよね。

つまり、広告配信をしている側からすれば、コンテンツ(サイトの記事やyoutube動画)を無料で提供しているのに、広告を強制的に表示させないのはおかしいと主張しているわけなんです。

確かに、広告収益を期待している人にとっては、広告ブロックを使われてしまうと収益がなくなってしまいます。
そう考えると、広告ブロックはやめてほしいと批判したくなるのも分かる部分はあります。

ですが、広告ブロックの開発者やアドブロックを利用しているユーザーたちからすれば、広告ブロックはやめてという考えそのものが間違っていると主張しています。
何故なら、「私たちはコンテンツが見たいだけであって、興味のない広告を見たいわけではない」と思っているからです。
確かに、この考え方も正しいですよね。
だからこそ、両者の主張は平行線をたどる一方なんです。

アウトプット編集長アウトプット編集長

広告配信側の責任があるとすれば、やはり興味がない広告を配信してしまうことだと思います。

興味がある広告が流れるのなら、ユーザー側も広告に対してそれほど文句は言わないはずです。
ですが、ときどき「えっ?私の年齢でこれは使わないけど?」という広告が表示されることって結構ありますよね。

こういった不要なweb広告が表示され続けるかぎり、広告ブロックのようなアプリをユーザーが求めてしまうのは仕方がないことなのかもしれませんね。

以上、広告ブロックはやめてという批判の声がある理由について解説しました。

広告ブロックを利用するかどうかは、ユーザーの自由だと思います。
ただし、広告ブロックにもデメリットはありますので、そこだけは覚えておくといいです。

最後に、広告ブロックのアプリを利用するデメリットについて紹介しておきます。

広告ブロックアプリは安全性と機能性のデメリットもあるので利用には注意が必要

広告ブロックはアプリをインストールするだけで、手軽に導入することができます。
iphoneやandroidといったスマホはもちろん、chromeの拡張機能ツールとしても導入できますので、windowsに表示される広告もブロックしてくれるんです。

ただし、広告ブロックのアプリには2つの注意点がありますので、インストールする場合は注意が必要となります。

広告ブロックアプリの注意点
  • 広告ブロックアプリは安全性に問題がある
  • 広告ブロックアプリは機能性に問題がある

まず、広告ブロックには脆弱性の問題が指摘されているアプリが多いです。
つまり、ハッカーに個人データを盗み取られる可能性があるため、広告ブロックのアプリは安全性に欠けているアプリもあると言われています。

もう1つ、広告ブロックは肝心の広告をブロックする機能が作動しない問題もあります。
実は、広告配信側が広告ブロックを対策しており、広告ブロックを利用しているデバイスではコンテンツが閲覧できないようにしているサイトもあるです。

こういった問題があるため、広告ブロックの利用者は右肩下がりとなっています。

まとめ

広告ブロックは、あなたの立場によって考え方が異なるものです。
あなたが不要な広告に悩まされてきたユーザー側なら、「広告ブロックされるのは自業自得だ」と思うはず。
ですが、広告配信側からすれば、「広告ブロックはモラルに反するからやめろ」と批判したくなるのも分かる話ですよね。

両者の折り合いがつくためにも、まずはコンテンツに表示するweb広告がどうあるべきかを広告配信側が真摯に受け止めることが大切だといえるでしょう。


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