ネクスガードスペクトラで死亡の副作用が起こる可能性

「ネクスガードスペクトラで死亡する副作用が起こったって本当?」
「ネクスガードスペクトラの安全性を教えて!

犬や猫は、人間よりも病気になるリスクが高いと言われています。
その中でも恐ろしいのが、フィラリア症ですね。
フィラリアにかかってしまうと全身の血液循環や内臓に深刻なダメージを与えるため、放っておくと死に至る寄生虫なんです。

そんなフィラリアの予防薬として、ネクスガードスペクトラをペットに投与しようか迷っている飼い主さんはたくさんいます。
ただ、ネクスガードスペクトラの副作用が気になってしまい、購入するべきか悩んでいる方がほとんどのようですね。

本記事では、ネクスガードスペクトラの安全性について解説していきます。

編集者・綾瀬編集者・綾瀬

ネクスガードスペクトラを服用しただけで死亡するでしょうか?

アウトプット編集長アウトプット編集長

いい質問だね。
予防薬に劇薬のような成分を入れるメーカーなんていないよ。
ネクスガードスペクトラに関する副作用には誤解も多いから、ぜひ正しい知識を身につけておこう。

ネクスガードスペクトラで死亡の副作用は起こる?

ネクスガードスペクトラを購入するかどうかの判断基準は、やはり副作用ですよね。
たとえば、「ネクスガードスペクトラを飲んだらペットが死亡した!」なんて口コミを聞いたら、絶対に与えたくなくなるはずです。

実は、海外ではネクスガードスペクトラの副作用で死亡したと報告した飼い主が本当にいるんです。
ですが、それは後から誤解だと判明しています。
何故なら、そのペットはすでにフィラリア症が進行しており、ネクスガードスペクトラを服用したところで手遅れだったからです。
つまり、ペットの死因はネクスガードスペクトラの副作用ではなかったわけですね。

意外と勘違いしている方も多いのですが、ネクスガードスペクトラはフィラリア予防薬であり、治療薬ではありません。
ですので、ネクスガードスペクトを買い与えるかどうかは、まずペットの健康診断を済ませたあとに考えるようにしましょう。

アウトプット編集長アウトプット編集長

ただし、どんな予防薬でもすべての個体に有効なものは存在しません。
そのため、ネクスガードスペクトを食べたことで軽度な副作用が出てしまう個体がいることは覚えておきましょう。

ネクスガードスペクトの公式サイトで紹介されている副作用は以下のとおりです。

ネクスガードスペクトの副作用
  • 皮膚が乾燥してしまう
  • 下痢が出てしまう
  • 食欲不振に陥る

また、動物病院ではペットのよだれが増えたり、元気がなくなったりすることもフィラリア予防薬の副作用だと説明しています。
もちろん、すべてのペットに副作用が出るわけではありませんが、こういった副作用がある事実は覚えておくといいでしょう。

では、こういった副作用を考慮したうえで、ネクスガードスペクトラは安全性が高い商品なのでしょうか?

【フィラリア予防薬は与えるべき?】ネクスガードスペクトラの安全性

さきほども紹介したとおり、ネクスガードスペクトラを服用してもペットが死亡することはありません。
副作用は個体によって出ることもありますが、安全性の観点からみても問題ないレベルだと思います。

ただし、ネクスガードスペクトラを買い与えるかどうかは、もう1度よく考える必要があるかもしれません。
何故なら、ネクスガードスペクトラには副作用以外にも色々なデメリットがあるからです。

ネクスガードスペクトラの主なデメリット
  • 費用が高すぎる
  • そもそも、フィラリアにかかるかどうかは分からない

ペットを飼う場合、ノミやマダニの駆除剤はほぼ必須です。
ですが、フィラリアはペットが必ずしもかかるわけではないため、予防の必要性があるかどうかは判断が難しいところなんですよね。

もちろん、ペットの安全を買うと考えれば、安い出費なのかもしれません。
ですが、ネクスガードスペクトラは蚊が出る期間(約6ヵ月)に毎年使う必要があるため、どう考えても費用が高くなってしまうんです。

ちなみに、ほとんどの飼い主さんは健康診断のチェックでフィラリア対策を行っています。
定期診断でもペットの命が守れると考えたら、やはりネクスガードスペクトラの必要性は個人の判断によって変わるかもしれませんね。

アウトプット編集長アウトプット編集長

ノミ・マダニの駆除剤なら、フロントラインでも事足ります。
フロントラインはペットにつきやすい虫の寄生予防に最適ですし、何より安価で購入することができます。

もちろん、ネクスガードスペクトラなら、ノミ・マダニの予防に加え、フィラリアも予防することが可能です。
あとは、予算とペットの安全性を考えながら決めるといいでしょう。

まとめ

最近はペットを自宅で飼う人が多くなったため、フィラリアにかかるリスクが減ったと言われています。
もちろん、散歩をしたときにある程度のリスクはあるのですが、ペットに服を着せるなどの対策もできるため、予防薬以外にもできることって多いんですよね。

ですので、フロントラインで済ませるか、ネクスガードスペクトラでペットの安全性を守るかは、あなたの判断次第となります。


読まれている記事