「個人でパソコンを使う場合、windows11にセキュリティソフトはいらないの？」
「パソコンにセキュリティソフトを入れない場合のデメリットを教えて！」
パソコンは、常に不正アクセスの脅威にさらされています。
日本でもネット犯罪が多発しているため、セキュリティソフトの必要性は企業のパソコンなら当たり前の時代となってきました。
では、個人パソコンでもセキュリティソフトは必要なのでしょうか？
本記事では、個人パソコンのwindows11にセキュリティソフトはいらないのかを紹介します。
編集者・綾瀬 どうしてwindows11なら、セキュリティソフトはいらないという発想になるんですか？
アウトプット編集長 パソコンに詳しくない人は意外と知らないようだけど、実はwindowsってもともとセキュリティが高いんだよ。
そのことについても詳しく紹介していくね。
個人はwindows11にセキュリティソフトはいらない？【パソコンの使い方次第です】
「そもそも、windowsって何？」という方もいると思いますので、windowsについて簡単に説明しておきますね。
まず、パソコンを動かすためにはソフトウェアが必要となります。
そのソフトウェアがwindowsであり、日本で販売されているパソコンはほとんどwindowsで動いています。
ですので、windowsについてよく分からない方は、『パソコン＝windows』と覚えておくだけでいいです。
さて、windowsは何年にも渡ってアップデートを繰り返しており、ついにwindows11まで開発されました。
そして、このwindow11は今までのバージョンの中でもっともセキュリティが強化されたことで話題となったんです。
そのため、「なら、わざわざ別のセキュリティソフトを購入しなくてもいいのでは？」と言われているわけなんですね。
では、windows11のセキュリティはどれくらいの性能なのでしょうか？
windows11のセキュリティ『Windows Defender』の性能
windows11のセキュリティには、Windows Defenderというプログラムが含まれています。
つまり、ということになります。
「無料なら、大した性能なんてないんじゃない？」と思うところですが、実はそうではありません。
Windows Defenderの性能は以下のとおりです。
- リアルタイム監視によるウイルス脅威からの防止
- ファイアウォールとネットワークの保護
- アプリとブラウザーの制御
- ランサムウェア防止（ランサムウェアは流行りのウイルスのこと）
リアルタイム監視によるウイルス脅威からの防止は、おもにメールの添付ファイルやWebサイトからファイルをダウンロードしたときに行われる機能です。
もし、パソコンに入れようとしたものにウイルスの脅威が検知されれば、即座に警告してくれます。
ファイアウォールとネットワーク保護は、外部からの不正アクセスを防いでくれる機能ですね。
Windows Defenderのファイアウォールは非常に高度なため、凄腕ハッカーであっても簡単に突破することはできません。
アプリとブラウザーの制御は、危険度の高いアプリやWebサイトを閲覧しようしたときに警告を発してくれる機能です。
この機能により、あなたは危険なWebサイトに入ることを未然に防ぐことができます。
さて、ここまで読めば気づいた方もいると思いますが、Windows Defenderの機能は他社から販売されているセキュリティソフトとまったく同じ機能なんですよね。
しかも、ことが証明されているんです。
だからこそ、「個人はwindows11があるからセキュリティソフトはいらない」と思う人がいても不思議ではないんですね。
では、他社のセキュリティソフトを導入しないデメリットはあるのでしょうか？
他社のセキュリティソフトを導入しないデメリット
パソコンには、すでにwindows11がインストールされています。
つまり、すでにウイルス対策はバッチリなんです。
だったら、わざわざ他社のセキュリティソフトなんて導入する必要はないと思いますよね。
ですが、パソコンの使い方によってはセキュリティソフトがないとデメリットになる場合もあるので注意が必要となります。
他社のセキュリティソフトを導入しないデメリットは以下のとおりです。
- Windows Defenderはユーザーの行動を制限できない（警告しか出せない）
- パソコンがウイルスに感染したときに相談できる相手がいない
まず、Windows Defenderはユーザーに警告を出すことはできますが、ユーザーの行動を制限するわけではありません。
つまり、あなたが警告を無視して行動を起こした場合、Windows Defenderはどうすることもできないんです。
「いやいや、警告が出たらクリックなんてしないよ」と思われる方も多いと思いますが、残念ながら一部のユーザーはついついクリックしてしまうコンテンツがあります。
男性の場合は18禁の無料動画がこれに該当します。
他にも、公式になりすました偽サイトを信用してしまい、ついつい商品を購入してしまうことが多いですね。
こういったユーザーの行動は、Windows Defenderでは防ぐことができないんです。
その点、セキュリティソフトは警告を出すだけでなく、本当に悪質なサイトの場合は表示すらしてくれません。
そのため、ユーザーは移動したくてもクリックできないため、セキュリティソフトならウイルスに感染するリスクを力ずくで止めてくれるんです。
アウトプット編集長 パソコンに警告が出ていても、「いや、このプログラムは大丈夫だろう」と自己判断でダウンロードボタンを押してしまうことはよくあります。
セキュリティソフトなら、そのクリックすら止めてくれますので、クリック癖のある方は世界でもっとも売れている ノートン 
あたりを利用しておくと安心だと思います。
まとめ
どうして企業のパソコンはセキュリティソフトを導入しているかというと、個人のうっかりクリックを未然に防ぎたいからです。
ですので、「個人はwindows11にセキュリティソフトはいらない？」と聞かれれば、警告が出たら絶対にクリックしない方ならいらないといえます。
ですが、ついついクリックしてしまう性格だという方は、セキュリティソフトの導入を検討したほうが安全だといえるでしょう。
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